
スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。
「御魚ギャラリー」展示内容
- 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』
店外イベント
19年03月23日(土)/24(日)
埼玉県飯能市 メッツァビレッジ「湖畔の北欧市」
手紙社さんによる告知ページ2019年05月11日(土)/12日(日)
東京都品川区 大井競馬場「第15回 東京蚤の市」
手紙社さんによる告知ページNEW 2019年6月15日(土)/16日(日)
北海道札幌市 札幌競馬場「第1回 札幌蚤の市」
手紙社さんによる告知ページ2019年06月29日(土)
朝日カルチャーセンター横浜教室「講座:スウェーデンの夏至祭」
朝日カルチャーセンターさんによる告知ページ
スウェーデン語教室
ネイティブによる「スウェーデン語講座」隔週水曜 11時30分~13時
次回開催日未定(お問い合わせください)リッラ・カッテン店長による「スウェーデン語講座」
入門者向け「スウェーデン語講座(ガイダンス)」のご案内
- 今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
- 【03月】28日(木)/30日(土)
- 【04月】06日(土)/11日(木)/20日(土)/25日(木)
今日の時間泥棒

久しぶりに本の話題。この構図の写真の日は見てくれる方の数が少なくなるのですが、それでもこのページを開いてくださった貴方に感謝です。いつもありがとうございます。
1911年に出版された「
本に収録されている作品は「Louis Moe(読み方の詳細不明)」という、ノルウェー出身の作家によるもの。彼も当時のスウェーデン児童文学会で活躍した人物ですけどね。残念ながら(失礼)、ヨン・バウエルによるイラストは表紙だけですが、表紙だけでも素晴らしい。アラレちゃん風に言うと「かっくいー!」ですね。
「
kalend/er-ern,rar [substantiv]
periodiskt (vanligen årligen) utkommande bok med uppgifter på visst område
引用:SVENSKA ORDBOK + UPPSLAGSBOK(Norstedts)
なるほど。『ある分野における情報がまとめられた、定期的に(1年おきが一般的)刊行されている本』ということらしいです。だからクリスマスに定期刊行されている雑誌には「
ちなみにスウェーデン語でカレンダーのことは、英語的な綴りの「

1911年に出版されたこの本は14巻ということで、つまりこの「
「
じつはこの扉ページには「UTGIVEN AV JULTOMTENS REDAKTION」と書かれていて、この「フォーゲル・ブロー」という雑誌がユールトムテン編集部による出版物だということがわかります。
スウェーデン児童文学の源流をたどろうとすると、イヤでもこの「ユールトムテン」の名前にぶち当たるし、その時代のスウェーデン国内の著名な作家との関りも深い。どれだけの方が名前だけでわかってくれるか知らないけれども、自分がパッと思いつく限りでユールトムテン編集部の仕事を受けたことのある作家は、「
ユールトムテン編集部ってスウェーデン国内における人脈がスゴカッタンダナァって。1800年代終わりごろからのスウェーデン児童文学界を牽引して、現在のスウェーデン児童文学の発展に一役買ったことは間違いないですね。
エルサ・ベスコフの伝記のなかに、彼女とユールトムテン編集部との関係も書かれていたと思うけれども、それを読めばユールトムテンという存在に少し近づくことができるのかな。
誰もやらなそうなことをやるのは好きなんです。でももし誰かほかにすでに同じことをやろうとしているヒトが居ると、それが分かった途端に一気に醒めるんですけどね。「働きアリの法則」でいうと、自分は絶対に2割の”すぐサボるアリ”だと思うんです。
いや、サボっているようで実はいろいろ考えている、「機動警察パトレイバー」でいうところの後藤隊長のような存在だと思っていただければと。