ビョルネンは時間泥棒@19年02月09日(土)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
    『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』

店内イベント

  • NEW 19年03月01日(金)12時~
    《再》スウェーデン洋菓子教室「セムラをつくろう!」

    洋菓子教室の詳細ページ

  • 《満席》19年02月13日(水)12時~13時
    お話会「日本に住んでみて感じたこと、気が付いたこと(仮)」

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【02月】09日(土)/14日(木)/23日(土)/28日(木)
  • 【03月】09日(土)/14日(木)/28日(木)/30日(土)

今日の時間泥棒

被写体がひとつだと大きさは伝わらない

「またセムラか」と思われるのも癪だけど。「また絵本(印刷物)か」と思われるのとどっちがマシかなと天秤に掛けた結果、セムラの話題に触れることに。

写真に写っているのはセムラといえばセムラなのですが、ひとつ、通常のセムラと異なる点があるわけです。またまた店長のインスタグラムまでチェックしてくださっている方には既にネタバレでつまらんでしょうけれどもね。

もし泥棒だけ目を通していただいている方であれば、「果て、何處に違ひがあるのだらう」としばらく考えていただきたい。

通常サイズのセムラとの比較

答:サイズがバカデカい

大きいセムラが乗せられている皿は、ケーキが2つ乗るサイズの大きいものなのです。1枚目の写真だとピッタリ収まっていたけれども。

一応、スウェーデンではケーキサイズのセムラのことを「semmeltårtaセンメルトータ」と呼んでいるようです。つまり「semlaセムラ」と「tårtaトータ(ケーキ)」の合成語。なぜ「セムラ」が「センメル」に変化しているのかは、言葉のリズム的な観点からなのかな。

こういう遊び心ある改変が積極的に行われるところにスウェーデンの洋菓子らしさがあるのかもしれません。そのテキトーさが多様性をもたらして、発生の根源となるものがテキトーだからこそ起源が特定できないお菓子が多く残っている所以でしょうか。

サイズ以外、素材などは通常のセムラと変わりません。しかし食べ方としては一人で食すわけではなく、ホールのケーキのようにカットして食べるものです。

まあ、今回は自家用につくったんですけど、もしこのサイズのセムラを希望される方がいらっしゃれば、店長に相談いただくことでご用意できるとのことです。

今日の夕飯後に半分食べたけど、明日は後半戦が控えています。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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