展示会のお知らせ@18年12月19日(火)~19年01月31日(木)『スウェーデンの冬を描いた絵本展』

2018年12月18日(火)より、リッラ・カッテン店内にある「OTOTOギャラリースペース」にて展示会『スウェーデンの冬を描いた絵本展』を開催します。

お話会の開催について
18年12月19日(水)12時より
「スウェーデンの冬を描いた絵本展」お話会の御案内(詳細

スウェーデンで最も愛される季節はいつでしょう。情報源として曖昧で申し訳ありませんが、いつだったかスウェーデンを訪れていた際に眺めていたテレビ番組のなかで紹介されていたアンケート結果、「一番好きなホリデーは?」という問いに対する回答で最も多かったのは、意外にも夏至祭ではなくクリスマスでした。

スウェーデンの冬の寒さは厳しく、陽も短いことも一因なのでしょう。スウェーデン絵本界を眺めてみても、夏を舞台にした絵本はほとんどと言っていいほどに少なく、冬を舞台にした絵本が圧倒的に多いのです。そしてスウェーデン絵本界の発展には古くから続く”冬の読み物”が大きな影響をもたらしてきたと言えるほど、スウェーデン人と冬の読書は文化的に密接な関係を持っていると思われます。

展示内容だけでその背景まで多くを理解していただくことは難しいかもしれませんが、「スウェーデンにはこんな絵本もあるんだ」と視覚的に楽しんでいただける絵本を中心に展示する予定です。

クリスマスを中心とした冬のスウェーデンがテーマの絵本

クリスマスだけではなく、冬や雪をテーマにしたスウェーデン絵本を集める予定です。発表年代、作風、知名度、それらにこだわらず自分が「この本には光るモノがある」と感じた絵本を10冊以上は集めます。絵本だけでなく、スウェーデンの冬の文化が垣間見えるアイテムであれば並べる予定です。

この紹介文を書いている時点でまだ展示する絵本のメンバーを決めていませんが、スウェーデン語絵本のお店をルーツとするリッラ・カッテンならではの”日本でかつてない貴重な展示”になるようにこだわりたいと思います。

開催予定期間18年12月18日(火)~19年01月31日(木)
※ 開催日および開催時間はリッラ・カッテン営業日に基づきます
入場料・観覧料無料

展示に関するお話会について

冬の行事「ルシア祭」と密接な関係があるLussekattルッセカット

この展示会の内容に関連したお話会を開催します。展示会では展示物に対する簡単な説明文をご用意しますが、より深くこの展示を理解していただける四方山話をお伝えします。

絵本を通じて見ることができるスウェーデンの冬の文化や、絵本からだけでなくスウェーデンで慣習的に行われている行事にも少し触れていきます。

その一環として、冬の行事「ルシア祭」と密接な関係があるLussekattルッセカット(サフランパン)、そしてクリスマスには欠かせないPepparkakorペッパカーコル(ジンジャークッキー)をお話会の場に用意します。

スウェーデンの絵本に興味がない方でも、スウェーデンの文化に興味がある方であれば楽しんでいただける場になると思います。

開催予定日時18年12月19日(水)12:00-13:00
※ 開催日および開催時間はリッラ・カッテン営業日に基づきます
参加費1,500円(税込)
お菓子「ルッセカット、ジンジャークッキー」&飲み物付き
お話会のお申込みページ
2018年12月19日(水)『スウェーデンの冬を描いた絵本展』お話会

お願いとご注意

未就学児のお子様は展示物への接触をご遠慮ください
本は手に取ってご覧いただけるようにする予定ですが、入手が困難な貴重な本を展示しています。一部の本は古く壊れやすいものとなっているため、扱いに注意が必要なものもございます。よって、誠に勝手ながら未就学児のお子様が展示されている本に触れることはご遠慮下さいますようご協力をお願いいたします。
イートインスペースへの持ち込みは禁止です
意図せず本が汚れる可能性があるため、原則としてイートインスペースへの持ち込みは禁止とさせていただきます。
本の内部の撮影はご遠慮ください
本の表紙の撮影は可能ですが、本の内部の撮影はご遠慮ください。
リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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