ビョルネン日報@18年10月11日(木)くもり

18年10月10日(水)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリー」展示内容

店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)

店外イベント

今日のリッラ・カッテン

11月に開催される東京蚤の市のチラシが届きました。

何気に開催まで1か月ほどになっていたんですね。じつは別便でポスターも届いているのですが、大きくて撮影するスペースを用意するのが大変なので、こちらのチラシのみを紹介させていただいています。

今回のビジュアルは特にレトロ感が醸し出されている印象。個人的にはこのゴミゴミ感は好みです。右側の上から2段目らへんには下北沢を拠点に活動している「The Worthless」というバンドの姿も。この前(2018年7月13日放送)、「バカリズムの30分ワンカット紀行」にも取り上げられてましたね。

東京蚤の市でその奇抜なビジュアルは認知していたので、番組を観ていて「唖(あ)」ってなりました。たしかに下北沢っぽい。

耳タコかもしれませんが、リッラ・カッテンは北欧蚤の市という、東京蚤の市のサブカテゴリのエリアに出店します。で、北欧蚤の市は、メインとは別のビジュアルが用意されているんです。

ちなみにスウェーデン語でクリスマスプレゼントのことは「julklappユールクラップ」といいます。「クラップ」は”コンコン”という音のような意味。クリスマスの朝、ドアもしくは窓をコンコンと叩く音が聴こえると、それはクリスマスプレゼントがやってきた証。その音から間もなく、プレゼントが投げ込まれるというのです。

スウェーデン語版Wikipedia「Julklapp」より
Förr iakttogs en högre grad av hemlighetsfullhet. På julaftonsmorgonen hörde man en knackning (“klappning”, därav ordet julklapp) på sin dörr eller på sitt fönster, och omedelbart därefter inkastades ett väl inlindat paket. Det finns även en teori om att man gav varandra en skämtsam smäll/klapp.

店長に「この語源知ってる?」って確認したのですが、認知していなかったようで。どの先生が担当していたものだったかわすれたけれど、大学の講義でこのハナシを聴いた記憶があるので引っ張り出してきました。授業の内容はきちんと聴いていない劣等生だったわりに、こういう役に立たないトリビアに対するアンテナの感度はピカイチだったようで。

上記のスウェーデン語で書かれた説明は、この語源について「”冗談でお互いに一叩きしあうから”という説もある」と結ばれています。どういう風に叩き合いのか、ニュアンスは未確認。アントニオ猪木の闘魂注入レベルの叩き合いではないと思うけど、大島渚と野坂昭如の叩き合いほどではないと思うけど。

さて。東京蚤の市が開催される東京オーヴァル京王閣は競輪場なのですが、場内に植えてあるイチョウが印象的。東京蚤の市に参加し始めてからのここ数年、毎年この光景を見るたびに「今年もまた来た」という気持ちになるのです。

ウチとしては今回のイベントで初めての試みとなる分野のアイテムも用意する予定です。ほかのお店ではなかなか実現できないリッラ・カッテンらしい価値を提供できるのではないかと期待していますが、それらの情報がまとまったらまた改めてお知らせします。

※ スウェーデン語絵本の登録の復旧はしばらくお待ちください

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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