開店準備ブログ(ビョルネン編)@お菓子の試作しています

スウェーデン語の絵本屋であるLilla Bokhandelnはネットショップ。突然ですが、実店舗をひらくことにしました。

以前、こちらのページでも書いたように、本だけでお店を成り立たせるのは困難です。

そこで、スウェーデン由来のお菓子も提供できるお店にすべく、スウェーデン語のレシピなどを参考に色々と試作してみます。

実はウチの店長(ビョルネンではなくて)、六本木のとあるレストランでのバイト経験もあり、その頃にはデザート担当だったこともあったとかないとか。一応、製菓学校(和菓子科コース)にも通ってましたしね。

では、これまで試作してみたお菓子の一部をご紹介します。

ラズベリーの洞窟(Hallongrottor)

Hallongrottor(ハッロングロットル)は、洞窟のような窪みにラズベリージャムを入れたクッキーで、東京蚤の市でも提供をさせていただきましたが、見た目のかわいらしさも手伝って大好評でした。

初日に買ってくださった近所に住むお客さんが、2日目も「おいしいからまた買いに来ました!」と言ってくださったのがとても嬉しかったです。

チョコレートボール(Chokladbollar)

Chokladbollar(ショクラードボッラル)も東京蚤の市で提供したお菓子で、ココナッツをまぶしたチョコレート&オートミール生地をまるめたもの。スウェーデンのカフェでは必ず見掛ける、コーヒーにぴったりのお菓子です。

気温が高いと柔らかくなりやすいので、色々と配合を変えて日本の気候に合うように調整中。

キャロットケーキ(Morotskaka)

Morotskaka(モーロッツカーカ)も東京蚤の市で提供したお菓子の一つです。北欧のカフェでも家庭でも作られる伝統的なケーキ。

スウェーデン本来の味だとちょっと香辛料がキツめかなという味なので、こちらは日本人のクチに合うようにちょっとアレンジしようかなと、こちらも調整中。

スニッタル(Snittar)

スニッタルという名前のソフトクッキー。家庭によって真ん中に乗せるジャムにバリエーションが出ます。

外はサクっと、中はしっとりで日本人好みの食感だと思います。

セムラ(Semla)

こちらは日本でも話題に上がるセムラです。かつては四旬節の断食の前に食べるものでしたが、いまは長めにわたる時期で食べられています。

まあ、よくわからないと思うので、とりあえずアーモンドペーストとクリームが入ったおいしいパンということですね。

店長いわく、こちらはちゃんと季節が来ないと店に置かない!と頑固です。

Hon är envis som en åsna!!(「ロバみたいに頑固なんだから!」というスウェーデンの表現)

スウェーデン人をお招きして試食会も

自宅近所(徒歩30分ほど)に住んでいるスウェーデン人の方をお招きして味見もしてもらいました。どうやら納得していただけたご様子。

あれもおいしいよね。これもおいしいよね。という話題でずっっとひっきりなしに二人で話していましたよ。日本でまだ紹介されていないスウェーデンの食べ物って意外と多い。

誰かさんの足がテーブルに乗っているのはご愛嬌。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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