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スウェーデン語入門講座(その6)@スウェーデン語の語順入れ替え

2016.3.1

スウェーデン語の特徴のひとつとも言える、語順について学びます。

恒例ですが、必要に応じてもどってください。

そして今回は課題テキストの2行目です。

副詞とか句とか節とか、本当はそこらへんの文法用語も説明しなくちゃいけないのですが、とりあえず「スウェーデン語のなんとなくを知っていただく」ことが目的なので深くは説明していません。その結果、本来の正しい表現からすこし外れている点もあるかと思いますがご了承ください。(一部、捕捉を入れてフォローを試みています)

SV:Gärna äter han en nöt.(イェーナ・エーテル・ハン・エン・ヌート)
JP:彼は喜んでナッツを食べています。

上記が課題テキストですが、副詞の「Gärna」を含んでいます。しかし副詞のことを説明すると長くなるので、今回はこの副詞をなくしてしまいます。

さらに以下のように語順を並び替えてしまいましょう。

SV:Han äter en nöt.(ハン・エーテル・エン・ヌート)
JP:彼はナッツを食べています。

「喜んで」という副詞が抜けて語順も変えてしまいましたが、しばらくこのテキストを解読していきます。

今回の目標

結論から言えば、2語目に動詞がくるという基本さえ守られていれば「スウェーデン語の1語目には何が来てもいい」というルールがあります。

捕捉:ここでは初心者の方向けに「語」として説明していますが、正確には第2句目に動詞/助動詞がくるのが基本ということになります。(間違いがあればご指摘ください)

例外もあるかもしれませんが、スウェーデン語において基本的には1語目に何が来ても大丈夫ですので、そのルールの存在を理解していただければと思います。

基本的な語順バージョンのテキスト

もう一度、今回のために手直しした課題テキストを見てみます。

Han äter en nöt.

1語目にある「Han」は英語の「He」と同じで「彼」という意味です。

そして2語目にある「äter」は、今回あまり詳しく説明しませんが「äta」という動詞の現在形で「食べる」という意味です。

そして3語目は、過去に紹介した「不定詞のen」がついた「nöt」という「ナッツ」という意味。

文型で言えば第3文型のSVOにあたるカタチですね。(文型についてわからない方は調べてみてください)

語順入れ替えバージョンのテキスト

ここで、スウェーデン語のルールに則って、語順を入れ替えてみます。

En nöt äter han.

スウェーデン語ではこの語順入れ替えが成立します。疑問文でもなんでもなく、フツーの平叙文です。

捕捉:「En nöt」は不定冠詞と名詞をセットで1単語扱い

基本的に守らなくてはいけないルールは「2語目に動詞が来る」ということです。

当初の課題テキストでおさらい

ここで、当初の副詞が入っている状態の元の課題テキストをもう一度見てみます。

Gärna äter han en nöt.

1語目が副詞となり、2語目にルールの中核である動詞、3語目に主語が来ていますので、2語目が動詞というルールに当てはまっているのでセーフというわけです。

強調したい語を先頭に持ってくることができたりします。

ちなみに基本語順に直すとこんな感じです。

Han äter gärna en nöt.

英語と同じように、動詞の後ろに副詞が置かれます。

まとめ

スウェーデン語の語順はフレキシブルに1語目が入れ替わることがあるという特徴を持つ、ということを知っていただけましたでしょうか。

慣れないうちはどこに主語があるのかわからなくなってしまうこともあるかもしれませんが、次第に主語をパッと見つけることができるようになるかと思います。

この法則を知っていると、ちょっとだけスウェーデン語を勉強した気分になれますね。