
スウェーデン語の絵本屋であるLilla Bokhandelnはネットショップ。突然ですが、実店舗をひらくことにしました。
「普段、お店はどちらにあるんですか?」
毎年2回開催される東京蚤の市に出店させていただく度にいただく質問です。判を押したように、ネットショップでしかやっていないことを告げることの繰り返し。
スウェーデン語の絵本という特殊なアイテム。スウェーデンには素晴らしい絵本がたくさんあることは間違いないのですが、スウェーデン語を学んだことのない方にその魅力をネットショップだけで伝えることは難しいことは強く感じていました。
そこで以前から考えていた実店舗を用意するということ。
決してたくさんのスウェーデン語絵本が売れているわけではありません。後ろ盾となる大きな会社も莫大な資金もありません。実店舗の経営はド素人。よくよく考えていくと不安な要素しかありません。
それでも今までにない形でスウェーデンという国の文化を微力ながら発信できるリアルな場所を持ちたいな、という気持ちが上回ったのです。
いつかお店を持ちたい方へ
どんな情報でも調べれば出てくる便利な世の中になりました。しかし、実際にネットや書籍でその手順などを調べようとしても、あまりリアルな情報は出てこないように感じました。
そこで、自分たちの今まさに直面している状況を困難も含めて書いていくことで、今後おなじようなことを考える方たちに少しでも役に立つことができるのではないかと考えました。
避けられがちなお金のハナシもできるだけ書きたいと思います。もちろん、他の方に迷惑にならない範囲においてという前提は付きますけどね。
実は物件は契約済み
この文章を書いている時点では、まだお店がちゃんと始められるかどうかすら決まっていない状態です。(もう既に物件の契約はしてしまったのですけどね)
つまり、突然このブログにおいて開店取りやめのお知らせをすることになる可能性だって十分に残っています。
しかし、事後報告的に書くのではなく、できるだけ新鮮な気持ちで現状を伝えていくことが大事だと思い、宙に浮いた状態のままであれど開店までの一連のことを記すことにしました。
まだまだ乗り越えるべき壁がたくさん残っているのが実情です。
まずは時間軸を少し戻して、ここまでの経緯についてを今後しばらく書いていきたいと思います。
mvh ビョルネン・ソベル