17年07月07日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。
今日のリッラ・カッテン
まずはじめに、もう開催まで1週間を切ってしまったタイミングでのお知らせですみませんが、スウェーデン語レッスンの次回お申込みを開始しました。7月13日(木)&7月15日(土)の開催で、いまのところは久しぶりにすべての日程で空席があります。まったくの初心者から参加できますので、ぜひお気軽に。
昨日の午前9時前、スウェーデンから日本に帰ってきました。こうして通常どおりの日報という体で文章を書くのも久しぶりです。
そして本日7月7日は、間髪入れずにコミュニケーションカフェの開催。自分が今回の2週間強の仕入れの旅のなかで見聞きしてきたことや撮ってきた写真を肴(サカナ)に、参加者さんの間で自由にお話をしましょうという場です。
参加くださった方々の構成が面白くて、大体こんな感じでした。
- カッテンのスウェーデン語講座参加者さん✕2
- ノルウェー語の先生&生徒さん(通称:ノルウェー組)
- 北欧映画祭の主催者さん
ちなみに画像はノルウェー語生徒さんにおみやげとしていただいた、ノルウェーを代表するチョコレート菓子。いつもノルウェー語の先生から「スウェーデン組はノルウェーに興味を持ってくれない」という恨み節を聞かされているため書きづらいのですが、そんなノルウェー人が溺愛するチョコ菓子があるなんてこと、初めて知りました(ちなみにスウェーデンにはスウェーデン人溺愛の似たようなチョコ菓子がある)。参加者みんなに振る舞っていただき、お気遣いとても感謝です!
で、コミュニケーションカフェの様子。スウェーデンで撮影した写真を見ながら、なんでこの写真を撮ったかの理由を自分が解説。そして「で、この点についてノルウェーではどうなんですか?」という質問をしたり、スウェーデンとノルウェーでの文化の一致や相違を比較しながら、とても和やかな雰囲気で時間が進んでいきました。
わかっていたのですが、全部で10日間くらいあったスウェーデン国内の旅程のうち3日位まで進んだ時点で予定時間の1時間が経過。ロード・オブ・ザ・リングじゃないけれども、3部作にしないととても収まりません。ストックホルムでの3日間について50分。ヨーテボリとマルメについて各5分みたいに、最後は超駆け足で要点だけを抑えて、一旦はおひらきの形にさせていただきました。
絵に描いたようなグダグダな展開のように見えるかもしれませんが、当初予定していた1時間を過ぎたところからが面白かったですね。自分が撮ってきた写真なんてなくても、それぞれが思うスウェーデンやノルウェーについて各々で話をしたり、結局はそっちが本当に自分がやりたいことで本編だったのだというのが正直なハナシ。
今回参加してくださった方々のように、スウェーデン語に興味がある方とノルウェー語に興味ある方が繋がったり、映画祭の主催者さんと同じ席になれる機会って、なかなか無いじゃないですか。「あー、その映画祭にはいつも行ってますよ!」みたいな。
北欧というキーワードに集う方の国内コミュニティは狭いので、きっとこの先「以前、リッラ・カッテンでお会いしたことありましたよね」とか、誰かと話している時に「ああ、◯◯さんにはお会いしたことありますよ」とか、そういうことも出てくると思います。北欧に興味がある方同士の新しい出会いが生まれる場になるのもリッラ・カッテンが目指す存在意義のひとつなのです。
個人的にはノルウェー組のお二人にノルウェーのお話を聴くことができて楽しかったですね。みなさま、遠いところありがとうございました。
みなさんが帰った後、めちゃくちゃ眠くなりました。これが時差ボケか、と。
今日の駄文
暑い、暑すぎる。正しい日本語としての字面は違えど、某ラグビーをテーマにしたドラマの主人公である”泣き虫先生”くらいアツすぎる。いや、現代っ子に伝わるように表現を改めるのであれば”松岡修造”くらいにアツすぎる。
なお、当方リアルタイムで泣き虫先生を視聴していた世代にはあらんことを付け加えさせていただきますが。しかしまあ日本の気温と湿度がスウェーデンのソレと違いすぎて辟易しています。飛行機から足を一歩踏み出した途端に感じた湿度に思わず苦笑してしまったくらい。
そういえば。「暑いね」とこちらが言葉を発しようものなら、「いやぁ、暑いですなぁ~」なんてサッと平泉成がハンカチで額を拭うモノマネをしてくれた同僚がいたっけ。そういうドラマ見たことないですが、平泉成は知ってたのです。
店内のクーラー温度を23℃に設定してもちょっと汗ばむ。でもそれ以上設定温度を下げることに罪悪感を持ってしまう自分は貧乏性なのでしょうか、それともエコロジストなのでしょうか。お客さんの快適さを求めるのであれば、心をオニにしてあと1℃下げてみようかな。
そんなことを考える、リッラ・カッテンにとって初めての夏がはじまりました。駄文だなー。
ビョルネン・ソベル