プチイベントレポート@スウェーデンを感じるスペシャルワークショップ! in 神武寺(後編)

2016年02月20日(土)に神奈川県逗子市にある相談家具屋ウッドワークセンターさんにて開催したイベントのプチ・レポート(後編)です。

今回は相談家具屋ウッドワークセンターによる「第2部:ダーラヘストマグネットWS(ワークショップ)」の模様をお届けします。(第1部のスウェーデン語教室の様子はこちら

WSで制作するのはスウェーデンを代表するダーラヘスト(Dalahäst)型のマグネット。伝統的な柄で塗るのもいいですし、時代にとらわれないオリジナル柄に塗るのも自由。参加者のみなさんのダーラヘストは、はたしてどのような柄になったのでしょうか。

ちなみに「ヘスト(häst)」はスウェーデン語でウマという意味です。

第2部:相談家具屋によるダーラヘストマグネットWS

講師の黒田さんが用意してくれたサンプルのダーラヘストマグネットと、今回のマグネットの素材となる木材。木材には糸ノコでカットする目安となるラインが描かれています。そして曲線をカットするのは難しいということで下ごしらえまで施し済み。

ということで、まずは糸ノコで大まかにダーラヘスト型にカットします。

ちなみに使用した木材は桐(きり)。柔らかい木材で加工がとてもラクなので、紙ヤスリをあてるだけで簡単にカタチを整えられます。まだ色を塗っていない状態ですが、このままナチュラルなのもアリなんじゃないかと。

カタチを整えた段階で裏にマグネットを埋め込むための穴をボール盤という機械で空けます。

いよいよアクリル塗料で着色。みなさんどのような柄にしようかアタマの中では描いてはいるものの、きちんと塗れるかどうか不安でいっぱい。

下地の色からつけていきます。塗料をつけすぎても乾かなくなってしまうので、水で塗料の濃さをコントロールする必要があります。

黒をすこし混ぜて、下地を少し暗めの赤にしたマティーアスのダーラヘスト。なかなか気に入る赤が出せずに何度か色を継ぎ足したりして頑張って調整した甲斐があったようです。

いったん下地として塗った色をドライヤーで乾かして、そこに柄を描いていきます。

柄を描いてマグネットをはめこんだ、参加者のみなさんのダーラヘスト完成版がこちら!

伝統的な柄であったり、個性的な柄であったり。右を向いていたり、左を向いていたり。実に個性溢れるダーラヘストマグネットができましたが、それにしても参加者のみなさんの絵心に感心。どれもいい味を出していますね。

イベントを終えて

当日は雨にも関わらず小規模ながら大盛り上がりのイベントにすることができました!

スウェーデン語教室の後の休憩時間もスウェーデン語に関する話題で持ちきりだったり、ダーラヘストマグネットが完成した時にはみんなでお互いのダーラヘストの品評会がしばらく続いたり、こちらの想像以上にみなさんに楽しんでいただけたのではないかなと思います。

また、FacebookやTwitterなどでも多くの方々に情報を拡散していただいて、本当にありがとうございました!この場を借りて御礼申し上げます。

東京で華やかに開催するイベントもいいけれども、やっぱりこじんまりとしているのがLilla Bokhandelnらしいですね。今後も機会があれば、こういった隠れ家的なスウェーデンイベントを開ければなーと考えています。

《開催協力》
相談家具屋 ウッドワークセンター
〒249-0003 神奈川県逗子市池子1-8-3 松永ハイツ1F
TEL. 046-884-9581

相談家具屋ウッドワークセンター

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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