ビョルネンは時間泥棒@19年03月15日(金)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
    『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【03月】28日(木)/30日(土)
  • 【04月】06日(土)/11日(木)/20日(土)/25日(木)

今日の時間泥棒

リッラ・カッテンの「Drömmar(ドルンマル)」

夕飯の献立を考えるのって、地味に大変ですよね。泥棒だって、毎日何を書くか困ります。そんな高嶋政伸じゃないんだから、そんな姉さんに報告できるような大きな事件がしょっちゅう起きるわけでもないし。

スマホという名の冷蔵庫を開き、今日の夕飯になりそうな食材があるかどうか過去の写真を探ってみたところ、すっかり存在を忘れていましたが話題が広げられそうな写真がありました。

きっとまだ話題にしたことない写真だったハズ。

スウェーデンのスーパーで売られている「Drömmar(ドルンマル)」

はい。スウェーデンのスーパーで売られていた「Drömmarドルンマル」です。リッラ・カッテンで売っているクッキーが、スウェーデンで実際にこうやって無造作にスーパーで売られているのを見つけると、なんだか変な印象を受けます。

「あ、リッラ・カッテンって本当にスウェーデン洋菓子屋なんだ!」って。当然といえば当然なんだけど、東海大学で勉強したスウェーデン語が、初めてスウェーデンに行ったときに本当に通じたときのような気持ち。「あ、先生が教えてくれたスウェーデン語って、本当に通じるんだ!」みたいな。わかるかな。

神武寺駅界隈に住んでいらっしゃる方のなかには、特にスウェーデンに興味ないけれども、単純に洋菓子屋として利用してくれている方もいると思うんですよね。そんな方が何かのきっかけでスウェーデンに行ったら、洋菓子店でもスーパーにでも入ってみてほしいですよね。ご自身が気が付かない間にスウェーデン洋菓子の英才教育されちゃってるみたいな。さらに言えば「本場だからって、美味しいわけじゃないんだ」みたいな。ホント、店によるので一概には言えませんが。

スウェーデンのスーパーで売られている「Schackrutor(ハックルートル)」

これも。カッテンでは「チェスクッキー」という日本語訳をつけて販売していますが、「schackハック」がチェス、「rutorルートル」が四角(複数系)です。まあ、チェス盤ですね。

そこまで独特な味や風味を持つわけではなく、スウェーデンのクッキーとしては一般的な部類ですが、このクッキーもこうしてスーパーに量り売りで売られていました。

スウェーデンの家庭において、どれだけこのようなクッキーの需要があるものかを推し量れる光景だと思ったので写真に収めておいたんですね。すっかり忘れていたけれども。

カッテンで提供しているクッキーのなかには、マニアックすぎてスウェーデンでもあまり目にできないものもあったりしますが、もし現地スウェーデンを訪れる機会がある方はリッラ・カッテンのスウェーデン洋菓子と比較してみてください。スウェーデン洋菓子はユルいので、サイズが違っていたり、地方によってアレンジが違うものもありますけれど。

スウェーデンのスーパーで売られている「せんべい」

おまけ。昔は見ることのできなかった、”あられ”というか、”せんべい”というか、そういったものもスウェーデンのスーパーで売られるようになったんだな、と。残念ながら食べませんでしたが。

スウェーデンのスーパーにどのような日本由来の食文化が見つけられるか、探してみるもの一興ですね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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