時間泥棒

ビョルネンは時間泥棒@19年02月15日(金)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年02月05日(火)~19年03月30日(土)
    『日本語に翻訳されたスウェーデン絵本展』

店内イベント

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【02月】09日(土)/14日(木)/23日(土)/28日(木)
  • 【03月】09日(土)/14日(木)/28日(木)/30日(土)

今日の時間泥棒

スウェーデン映画「Jalla! Jalla!」

渋谷で開催していた北欧映画祭「トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2019」も本日で幕だそうで。

自分も1本観て、先日この場でもエラそうなことを書きましたが、北欧映画に対する理解がアップしたいま、あらためてウチにあるスウェーデン映画のDVDを観たらどういう感想を持つのか。ちょっと気になっています。

ちなみに自分のスウェーデン映画らしい映画の原体験となったのは「Jalla! Jalla!ヤラ!ヤラ!」という作品。初めて買ったスウェーデン映画のDVDでもあります。

日本で上映された「ロッタちゃん」シリーズの映画は、スウェーデン映画といえばスウェーデン映画なのだけれども、”子供”という普遍的なテーマではなく、イマのスウェーデンだから描けたストーリーを有した作品として初めて観たのはこの作品だったと言えるかと。

2000年に上映されたこの「Jalla! Jalla!ヤラ!ヤラ!」のDVDを観たきっかけは、当時ヨーテボリの語学学校に短期で通う際に居候させてもらっていたスウェーデン人に勧めてもらったんだっけかな。ヒット具合の程度はわからないけれども、いまでもラジオからこの映画の主題歌が流れてくるからある程度ヒットして認知度は結構あるんだと思う。

まず監督は「Josef Faresヨーセフ・ファーレス」という方で、レバノン出身。そしてDVDのジャケットにも写っている主人公として「Fares Faresファーレス・ファーレス」という俳優。こちらもレバノン出身。ダウンタウンのハマちゃんに「なんで2回言うねん!」って、アタマをはたかれそうな名前。

ファミリーネームが共通していることからも伺えるように、レバノン出身の兄弟です。監督が兄で、俳優が弟。ヨーセフ・ファーレス監督にとってのデビュー作品でもあります。ちなみに彼らの父親も映画に出演。そして、タイトルの「Jalla! Jalla!ヤラ!ヤラ!」は、アラビア語で「急げ!」という意味だそうで。そのセリフが劇中にも1度登場します。

何をテーマにした作品かというと、移民としてスウェーデンにやってきたレバノン人のロロと(”ロ”が2つ並んで読みづらいけど、”ろろ”です)、スウェーデン人女性の恋愛…がメインテーマなのかな。ロロは家族主導で、同じくレバノンからやってきた女性との結婚話を進められてしまうけれども、最終的にスウェーデン人女性とどちらを選択するのか、その葛藤を描いています。

そのころはまだ大量の移民による問題が国際レベルで表面化していなかったと感じていたので、いま制作されている映画に登場する移民の描き方と少し違う、ほんわかしたストーリーであるところにスウェーデンの国内情勢の移ろいが見られます(素人の目から見て)。

昔リリースされたDVDは、いまとなっては比較的安く手に入れることもできるので、もしスウェーデン映画に興味がある方はスウェーデンのリサイクルショップでDVDコーナーを探してみるのもよろしいかと。500円(30~40kr)あれば余裕で買える名作もあるでしょうから。

あらゆる案件が落ち着いたら、自宅でスウェーデン映画祭やりたい。きっと「やっぱりスウェーデン映画の良さはワカラン」って文句言うんだけど、リンドグレーン原作の映画を挟めんでいけば何とかなるかな。

蛇足。”ロロ”という名前が読みづらいという話題に関連して。”□”を3つ並べて、”クチロロ”と読ませる音楽グループがいますよね。その名前の奇抜さと、いとうせいこう氏が絡んでいること、それくらいしか引き出しになかったので、気になった方は調べてみてください。

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