ビョルネンは時間泥棒@18年12月01日(土)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【12月】08日(土)/13日(木)

店外イベント

今日のマクラ

最近、土曜日のこの時間に聴きたいラジオ番組がなくて、遂にたどり着いた先がアニメ声優がパーソナリティを務める番組。神谷浩史と小野大輔の声を聴きながらのお届けです。

神武寺駅に向かう途中の電車内にて神田松之丞の特集された雑誌を読んでいると、ふと違和感を覚える。何かが違う。音が違う。空気が違う。

なんと窓が空いているではありませんか。イマドキの電車で窓を空けて車内の温度管理を図るなんて、そんな絶滅危惧種的行動の痕跡に出会ってしまった。

いや、自分の知見が足りていないだけで「電車の窓が空いていることなんて日常茶飯事やで」と仰る方もいるでしょうが、すくなくとも自分にとってココロが揺さぶられる光景でした。

車内の乗車率が2%にも満たないような空間だったので、あんまり公共の場で写真を撮りたくないけれども悩んだ挙句に写真を。撮っておかないと後悔しそうだったから。

ふと、自分の心のアンテナの感度が高そうであったことに少し安心しました。味付けの濃い心理体験ばかり提供されがちな世の中において、電車の窓が解放されていたという薄っぺらい出来事に心が響いたのですから。

道端に100円玉が落ちているのを見つけて「やった100円だ」と喜べるか、「なんだ100円だ」とうれえるか。自分は前者であり続けたい。

今日の時間泥棒

話した内容の走り書きメモ

今日はスウェーデンのGöteborgヨーテボリ在住のスウェーデン人、リカードとSkypeで繋ぐ日。スウェーデンがテーマの店をやっていながら自分はスウェーデン人と直に会話をする機会がなかなか得られないため、リカードの協力のもと2週間に一度を目安に閉店後にやっとります。

大学時代からどうしても机上の勉強に収まってしまいがちなので、このリカードとの会話が自分にとって貴重なスウェーデン語コミュニケーション力維持の機会なのです。リカードにとってはほぼボランティアなので、この時間に付き合ってくれて本当に感謝。

ちなみにリカードは自分にスウェーデン語絵本の知識の素地をつくってくれた人物でもあります。ヨーテボリを訪れた際には一緒にいくつかの店を回ってくれて「この本は子どもの頃読んだ」とか、「この本はスウェーデンで有名」とか、そういった情報を教えてくれましたし、一人で蚤の市を回って買っておいた絵本を送ってくれたり。数少ない友人の一人ですね。

で。12月半ばから始まる絵本展に使えそうなネタがないか、冬に関する質問をしました。基本的には(拙いながら)全編スウェーデン語で会話をする時間なので、一方のアタマで懸命にスウェーデン語を繰り出しながら一方のアタマでメモを取るという状況になるわけです。そのせいもあって、メモの内容がヒドい。

リカードとのスウェーデン語での会話の内容を自分が勘違いして理解してしまっている部分がある状態でその情報を披露してしまっては危ないので、何かしらのカタチできちんと裏付けを取ってからの発表にしないといけませんけどね。

でも確実に理解できた箇所について、今日の会話の内容をいくつか挙げてみます。言葉足らずな状態で列挙するので、真に受けないでください。

  • スウェーデン人はバルコニーからクリスマスツリーを投げ捨てる
  • マニアの間で古い年代の日本のゲームソフトが高値で取引されている
  • 仕事場でもルシア行列を実施する
  • スウェーデン人にとって本は”聴くもの”になりつつある
  • スウェーデンにも運動会のようなものがある

さて、御立合い。かつてもこのような企画をしたことがありましたけれど。その時はホントに数通のハガキをいただいたので、図に乗って再び。

もしスウェーデン人に訊いてみたいことがあれば質問を送ってください、ハガキで。スウェーデンにまつわるウワサが本当かどうか訊いてみたい、スウェーデン人が日本に対してどう思っているか訊いてみたい、などなど。

そんなに真剣な答えが返ってこない可能性もありますので、あくまでお遊び程度と捉えてください(リカードは真面目だからちゃんと答えてくれると思いますけど、彼にだって知らないこと分からないことはありますから)。

〒249-0003
神奈川県逗子市池子2-11-4#103
Lilla Katten
「スウェーデン人だけど、質問ある?」係

たとえば「スウェーデン人って、バナナばっかり食べてるって本当ですか?」とか、「スウェーデン人って、コーヒーにクオリティ求めてないですよね?」とか。ちなみに自分はこの2つ、いずれも “YES” だと思う。

質問がゼロだったらゼロでいいですけれど、もし本当に何かしらの質問ハガキが届いたら、次回予定している12月15日(土)のSkypeでの会話の内容をこの場で報告します(報告は当日じゃないかもしれないけど)。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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