ビョルネンは時間泥棒@19年08月07日(水)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

店内イベント

  • 19年08月23日(金)/24日(土)11時30分~13時00分
    【満席】 ザリガニパーティー

店外イベント

  • 19年11月15日(金)〜17日(日)
    第16回 東京蚤の市@国営昭和記念公園(東京・立川)

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【08月】08日(木)/17日(土)/29日(木)
  • 【09月】07日(土)/12日(木)/21日(土)/26日(木)

今日の時間泥棒


まず、本題ではないですが。

秋に第16回東京蚤の市の開催が決定しました、してました。今回は東京・立川の国営昭和記念公園で、11月15日(金)から17日(日)の3日開催ということです。

いま、ウチから立川までクルマでどうやって行ったらいいかをチェックしようとして地図を見ていたら、”町田リス園”というものを発見してしまって、そっちが気になっちゃった。園内にタイワンリス200匹を放し飼いとのこと。

さらなる詳細は9月に公式ホームページとして公開されるということで、秋の東京蚤の市に関してはまた改めて。

では、本題。

この前までスウェーデンに行っていたという、自分にとっては級友であり、店長にとっては1つ上の先輩にあたる、ブッキー(この呼称は本人非公認)がお店にお土産を置いて行ってくれました。

小箱に入っているのは、レーズンやベリー、ザクロなどのドライフルーツ。こういった小箱にグミやリコリス菓子なんかが入っているのはよくあるけれども、ドライフルーツが入っているのがあるのは初めて知った。

よく見たら、パッケージの模様は内容物となっているフルーツを抽象化して模様にしているんですね。青い箱はザクロとレーズン。黄色い箱は、ブルーベリー、ツルコケモモ(辞書にそう書いてある)、そしてレーズン。

こういうパッケージの話題になると「北欧っぽくてかわいい」という切り口に落ち着きやすいですけれども、実際にアチラに行って、コンビニでお菓子とか買って食べようとすると、実は日本のパッケージがどれだけ優秀なのかを実感させられることが多いです。

日本のパッケージは、これでもかというくらいに開けやすさにこだわっているものが多いように感じます。ある意味、過剰包装とも言えますけれども。


過去に紹介したことのある画像から引っ張り出してきました。「Kexchokladシェックスショクラード」、わかりやすく例えればスウェーデン版キットカット。コレ、スウェーデンのお菓子のなかで一番好きなのです。

しかし。駅のキオスクで買って都市間を移動する長距離列車のなかで食べようと思ったのですが、いざ電車のなかで開けようとすると、フィルムの下に直でチョコレートが入っているし、包装とチョコ板のあいだに空間がほとんどないから開けづらいし、なかなか食べるのに苦労した記憶があります。

この事態に遭遇した際に「日本のお菓子で『開けづらい』って思ったこと、ほとんどなかったな」という意識が働いたのです。日本に暮らしていてそれが当たり前になると気が付かないけれども、日本が優れている点や捨てたものじゃない点って結構あるもので。

スウェーデンに旅行に行った際には、ぜひ日本のパッケージと外見&機能性ともに比べていただきたい。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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