ビョルネンは時間泥棒@19年06月28日(金)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年06月11日(火)~19年08月02日(金)
    『インゲル&ラッセ・サンドベリ夫婦作家の絵本展』

店内イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【06月】27日(木)
  • 【07月】06日(土)/11日(木)/20日(木)/25日(土)

今日の時間泥棒


久しぶりに熱がでた(マディッケンの)。昨日の夕飯中、いつもとほとんど変わらない様子だったのに、その後に触ってみると高熱っぽさを感じ、計ってみると38度超え。「子供って高熱でもテンション下がらないもんなんだな」と感心してしまいました。大人だったらスグに「ダルい」とか「アタマいたい」ってなる体温なのに。

そんなこんなで。今日は病院に連れて行って、病院をがんばったご褒美にオレンジジュースとじゃがりこを買って、昼寝をさせて起きてから近所の漁港まで散歩に行って、じつに地味な一日でした。

以下本題。

昨日店に着くと「Citronstångerシトローンステンゲル(レモンスティック)」というクッキーが焼きあがっていました。聞くところによると、ねこかんさんと一緒に焼いたものだそうで。

さて、”ねこかんさん”とは。しばらく”ねこかん制度”の存在に触れてこなかったので、最近カッテンのことを知ってくださった方にはわからないでしょうけれども、リッラ・カッテンのお手伝いをしていただく代わりにお店が提供するサービスや物品とその労力を交換していただくというシステムです。そのシステムを通じてお店を手伝ってくださる方のことを、いつしか”ねこかんさん”と呼ぶようになったわけです(現在、公募はしていません)。

もしスウェーデン洋菓子作りを一緒に楽しんでくださる方がいれば、是非ねこかんさんにもお菓子作りを手伝っていただきたいと考えていたのですが、ついにそれが実現したと。

とりあえず仮のお名前を”南さん”としておきますが、このクッキーづくりを手伝ってくださった南さんには数か月前からお店のお手伝いをしていただいていて、最近はレジも担当していただいたりと、本当に積極的にお店に関わってくださっていて、すでに頭が上がらない存在となっています。

先日は店長にお手伝いをしてくださったことに対する所感をしたためたメールまでいただき、ありがとうございました。「『お金を稼ぐのはつらくて苦しいこと』という思い込みから解放されている」という旨の一文が印象的でした。決して利益は大きくならないけれども、幸福度が高い場所でありたいとは考えています。

今後、できるだけ長く手伝っていただけるように、様々な面で体制の整備をしていきたいですね。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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