ビョルネンは時間泥棒@19年05月21日(火)

スウェーデン洋菓子店のブログのようなものですが、スウェーデンがまったく関係ない話題ばかり。

「御魚ギャラリー」展示内容

  • 19年04月09日(火)~19年05月31日(金)
    『スウェーデンの学校の国語教科書展』

店外イベント

スウェーデン語教室

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【05月】23日(木)
  • 【06月】01日(土)/06日(木)/20日(木)/22日(土)/27日(木)

今日の時間泥棒


荒川強啓「デイキャッチ!」が終了してしまったことにより、朝から夕方までのクリーンナップが午後3時半に途切れてしまうことが大きな影響を及ぼして、リアルタイムでTBSラジオを聴く時間がめっきり少なくなってしまいました。

その代わりに最近よく聴くようになったのはTOKYO FM。昔はJ-WAVEをよく聴いていた時代もありますが、J-WAVEと比べるとTOKYO FMの方が、若干AM寄りかな?聴きなれないラジオ局の番組は、なんだか作法が違う感じがしてしまって最初は違和感ありありなのですが、慣れてくると段々面白くなってくるもので。以前からたまに聴いていたけれども、最近は夕方の「SKY ROCKET COMPANY」が面白くて積極的に聴いています。

ちなみに。店長も知らないかもしれませんが、TOKYO FMの前身はFM東海といいます。東海地方で放送されていそうなネーミングですが、じつは自分たちの出身校である東海大学が運営していたからFM東海。東海大学に対する思い入れはそこまで深くはないものの、なんだか変な因縁を感じます。

さて本題。ときどきスウェーデンから絵本を取り寄せられないかどうかの相談をいただきます。ご相談をいただくことはありがたいのですが、今後は基本的に当店でスウェーデンからの本の取り寄せリクエストは受け付ないことにしようと思います(そもそもサービスとして公に提供していわけでもないのですが)。

費用がいくらになるかをお伝えすると9割ほどのケースで「今回は止めておきます」という流れとなりますし、ご相談いただいてもほとんどの場合で希望の結果に結びつかないためです。スウェーデンからモノを取り寄せるとき、当然ながら送料だけでもかなりの金額になります。


たとえば、2,000円の本を1冊スウェーデンから取り寄せる場合。スウェーデンからの送料だけで1,500円くらい掛かります。そして日本に着いてからも、お客さんの下に届けるための国内送料が掛かります。スウェーデンから2,000円の本を取り寄せる場合、ウチの手数料がゼロ円だとしても4,000円くらいになってしまうのです。

写真のスウェーデンから送られてきた箱。それほど大きくもないのに、これだけ50クローナ切手がズラリと貼られています。1クローナは、余裕をもっておおよそ13円くらいで考えておけばいいかな。だから、このクマの切手は1枚650円です。売り手の梱包が上手ならいいのですが、ムダに送料が高くつくような梱包をされて送られてくる場合も多いですしね。

もちろん、本を1冊だけ送ってもらうのは割高になります。電車でいうところの初乗料金みたいなのが高い。だから、できるだけ一度に多くの本を送ってくれる売り手を探して、可能な限り送料を分散させる必要があります。それでも自分が現地に赴いて本を購入してくるよりはずっと安いのですが。

自分は相当欲しい本であれば1冊だけでもスウェーデンから日本まで送ってもらう選択をすることがありますが、やっぱり躊躇しますよね。だから1冊あたりの送料を薄めるために、一緒に日本でも買い手が付きそうな雰囲気の本を購入して、それを販売しているのです。

スウェーデン語の絵本はできるだけ3,000円前後に抑えようと思っているのですが、ぶっちゃけ1冊あたり1,000円くらいの利益が出ればいいなというものが大半。労力や在庫リスクを考えると、バイトに出た方がよっぽど効率いいわけで、もはや趣味と意地が半々です。ウチで本が売れても、一番儲かっているのはもしかすると運送業者なんじゃなかろうか。舶来品は高いのです。

とはいえ、「この本が入れば買いたい」というスウェーデン語レッスンの参加者さんからの声には、リクエストを受け付けて仕入れを約束するというわけではありませんが、なるべく応えられるように次回発注時にはその本を扱っている古本屋からの仕入れを中心に考えることが多いです。スウェーデン語レッスンに参加してくださっている方の学習意欲に繋げてほしいし。

当店で本の取り寄せリクエストを受け付けない代わりに、新本でよければ「Bokus」というオンライン書店があります。もうしばらく注文していないのですが、自分がよく使っていたときは日本まで発送してくれていましたので、たぶん今でも送ってくれるんじゃないかな。英語だけで発注まで完了できるかどうかも未確認ですけれど。

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper
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