スウェーデンおつかい旅 2017(夏)@第01話:プロローグ

2017年6月から7月にかけて、北欧スウェーデンとフィンランドへおつかいへ行くことにしました。その様子を準備段階からまとめていきます。

2016年8月に逗子市の神武寺駅前にオープンしたリッラ・カッテン。お店に更なる魅力を加えようと、思い切ってスウェーデンへおつかいにいくことを決めました。

記憶があやふやだったので前回はいつスウェーデンに行ったのか、リッラ・カッテンの前身である「リッラ・なんちゃら」という店名だったときの自分が過去に書いた雑記を自分でネット検索して調べてみました。

放置していてもちゃんと残っているもので、2015年4月にスウェーデンに行っていたそうです。「え、そんな最近だったっけ?」と、今年に入って一番驚きました。

さらに遡れば2013年にも店長とスウェーデンに行ったらしいです。「ということは、2年に1回のペースで行ってるの?」と、今年に入って二番目に驚きました。

“地面に落ちている死んだフリをしたセミ”によって記録が塗り替えられる今年の夏までは、上記2つの驚きが2017年驚きランキング暫定トップ2でしょう。

準備段階から書く理由

今回はフィンランドのヘルシンキから北欧に入り、そこからスウェーデンに向かいます。いままではコペンハーゲンから海峡を渡ってスウェーデンに入るルートばかりだったので、この試みは初めてです。

準備段階から書こうと思いたった理由ですが、今後もしも自分がいま計画しているルートをなぞって北欧を旅行したいという方がいらっしゃったときのために、少しでも参考になればいいなという考えが1つ。あとは自分自身の備忘録として、旅立ち前の段階からスタートしている旅のメモとしての機能を期待しているのが1つです。

旅は準備段階から始まっており、そしてきちんと無事に帰ってくるところまでが旅なのです。校長先生のありがたいお話のようですが、そういうことです。

実はすでにいろいろと現地の滞在先やら交通機関の予約やらを済ませましたが、その段階でつまずいた点もありました。そのトラブルもなんとか持ち前の知恵と勇気で乗り切ることができたのですが、そのトラブルの原因と解決方法も書いておくことで役に立つ方がいらっしゃるでしょう。

まるで買ったばかりのiPhoneのように、何かのトラブルが発生しても参照できる説明書なんてついていませんし、Siriのように質問に答えてくれる添乗員もいない一人でのおつかいです。毎回そうですが、ワクワクと不安が3:7です。もちろん、7を占めているのは不安の方です。

なにかきっとやらかす一人旅

大学時代を含めると5~6回ほどスウェーデンに一人で行っていますが、何事のトラブルにも巻き込まれずに帰ってこられたことは1度もありません。自分にとってトラブルのない旅は、ひだのない餃子だけの水餃子とおなじです。たとえ上手っぽく書きましたが、特に意味はないです。

意図的にトラブルを起こそうと思っているわけではないのですが、どうしてもトラブルが起きてしまうのです。ほとんどが自分の不注意によるものなのですけれども。今回もきっといろいろとやらかすのではないかと思うのですが、いい意味で期待を裏切って旅程を完璧にこなすパーフェクトな旅を目指したいと思います。

2015年のときだってブログに書きませんでしたが、実はやらかしています。でも先述した校長先生のお言葉にもあるように「無事に帰ってきた」からいいんです。おかげで人生のちょっとくらいのトラブルに対して焦らなくなりましたから。

ちなみに毎日リッラ・カッテンの営業日のあとに書いている日報も現地で書く予定ですが、はたしてトラブルは起こるのでしょうか。ワクワクされてしまっても困りますけれども。

というわけで、まだ実際の渡航まで2ヶ月以上ありますが、不定期ながら準備段階のいまの時期についても書けるところは書いていきます。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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