開店準備ブログ(ビョルネン編)@プレオープンと感謝と

スウェーデン語の絵本屋であるLilla Bokhandelnはネットショップ。突然ですが、実店舗をひらくことにしました。

もし自分の隣に大きめの犬がいれば、こう言っているかもしれない、「パトラッシュ、もう疲れたよ」と。

ラストスパートなんてする必要が無いくらいの計画性を持って臨んでいれば疲れる必要もなかったのですけれども。とりあえずプレオープン実施日である24日には何とか最低限お店にお客さんをお招きするカタチにすることができました。

遅ればせながらプレオープンにご来店いただいた皆さまには厚く御礼を申し上げます。おかげでお店の改善点の洗い出しをすることができました。

お店に初めて商品が並びました

招待させていただいたお客さんのみでの営業ということで、それほど用意した品数も多くはないのですが、これまでカラッポだったお店のショーケースにも華が咲きました。

いずれもスウェーデン文化には欠かせないと形容しても過言ではない洋菓子を中心に並べました。シナモンロールにキャロットケーキ、それから見た目のインパクトが大きい緑のプリンセスケーキ。そして神武寺名物になることを目論むオリジナルロールケーキ。ここではまだそのロールケーキの全貌は伏せておくことにしましょう。

スウェーデンのレシピをベースに手作りしたクッキーたちはキューブボックスに入れてご提供。各クッキーのサンプルをうっかり用意していなかったため、どのデザインのキューブに何のクッキーが入っているかがわかりづらくてすみませんでした。

Σ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ★

という感じで「プレオープン」という免罪符に甘えて色々と不便を感じさせてしまったかもしれませんが、その代わりにケーキやクッキーはそれぞれ100円で提供させていただきました。(大きいままのロールケーキだけ300円でした)

シナモンロールが想像以上に好評で、本オープンからも当店の立派な主力商品になってくれそうで一安心。

お祝いをありがとうございました

思いがけずに開店祝いの花もたくさんいただきましたので、企業や団体さんからいただいたものについては紹介させていただきます。

この胡蝶蘭は店長が夜間に通っていた東京製菓学校さんから贈っていただいたもの。ちなみに店長は東京製菓学校の和菓子科でしたが、洋菓子店を始めるという変化球。

こちらは『みゆき野映画祭』という、雪の劇場で開催する体験型映画祭などを主催するスノーコレクティブという団体さん。Lilla Bokhandeln時代に絵本を買っていただいていた上に花までいただいてしまって、本当にありがとうございます。

ちなみに次回の『みゆき野映画祭』は2017年2月18日に開催されるそうですよ。微力ながら、宣伝々々。

東逗子の「珈琲屋きりぎりす」さんにも花束をいただいてしまいました。スペシャリティコーヒーに特化したお店で、地元の多くの方が知っている有名店。まったく予想をしていなかったので受け取った時には驚いてしまいました(笑)。コーヒー屋さんらしい花束のコンセプトがとても印象的です。

香る花束ではないけれども、黒い海苔に包まれた白飯の野に広がる花園。そう、のり巻き。自分たちの住んでいる金沢八景の「山喜鮨」さんから差し入れでいただきました。

プレオープンが一段落してからいただいたのですが、お世辞なしに素晴らしいのり巻き。自分にとって初めて「また食べたいのり巻き」でした。全米だったら絶対に泣いてる。

山喜鮨さんは平日の昼間もランチ営業されているので、ダメ元で招待状を手渡しさせていただいていました。まさか来ていただけるとは思っていなかったので、わざわざ神武寺まで来ていただけてとても嬉しかったです。

普段見慣れている若大将さんの、いわゆるお寿司屋さんでいるときの格好しか見たことがなかったので、ご挨拶いただいたときに一瞬わかりませんでした(笑)。絶対にまた食べに行きます!

最後にはまった1ピース

最後に。おなじみ「相談家具屋」さんにいただいたリース。

それをなんとなく玄関ドアに掛けてみたのですが…なんかね、玄関ドアの雰囲気が一気に引き締まりました。あると思っていなかったパズルの最後の1ピースがピタッとはまった印象です。

オープンから数日までは生木のままですが、このまま枯れても雰囲気は保てるとのこと。このリースとは長い付き合いになりそうです。

相談家具屋さんにはこちらが何から何までお世話になっているにも関わらず、その上こんなに素晴らしいリースまでいただけるなんて。

決してムダではないけれど、「ありがとうございます」という言葉を用いての謝意表現にも、もはや限界を感じます。なので、これからLilla Kattenでは相談家具屋さんの素晴らしさを伝えることでこの謝意を表現できるようにしていけたらと思います。

誰でも雑誌みたいに写れる窓際の席

窓際に座る相談家具屋さんの店長さんを、ねむの木を通して撮ってみました。なんだか雑誌みたい。ということで、相談家具屋さんの他の職人さんたちにもここに座って撮ってみたら、やっぱり雑誌みたい。自分は写真に撮られるのが苦手だから撮ってもらっていないけれども、ここから他人を撮るのは面白い。

ちなみにこの窓から見える景色がのんびりしているとか、いないとか。雑誌みたいに写りたい方がいらっしゃれば窓際に座ってみてください。

さて、日付変わって本日は本オープンです。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

コメントを残す

2024 © スウェーデン菓子「リッラ・カッテン」