ビョルネン日報

ビョルネン日報@18年11月01日(木)はれ

18年11月01日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリー」展示内容

店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【11月】15日(木)/17日(土)/29日(木)
  • 【12月】01日(土)/08日(土)/13日(木)

店外イベント

今日のリッラ・カッテン

ナシエさんによる似顔絵が表紙のエルサ・ベスコフ展図録

来週はじめからスタートする予定のエルサ・ベスコフ展の図録が届きました。じつはパネル制作にまだ着手できていないのですが、それは明日つくる予定。

前回のリンドグレーン展に引き続き、今回もナシエさんにお願いしたイラストが表紙です。改めてありがとうございます(今度、お店にいらしてくださる際にお渡ししますね)。

包み隠さず明かすと、100部印刷した10月の「リンドグレーン展写真絵本展」の図録が結構余ったので、今回のエルサ・ベスコフ展の図録は50部に抑えました。でも、50部の印刷費が13,000円強なんです。一部あたり300円で販売する予定なので全部売り切っても、利益2,000円。余ってもいいから100部印刷しておくべきだったかと注文確定した後に後悔(ちなみに100部印刷は16,000円くらい)。

こういうリアルな数字、きっと興味あるでしょ?「スウェーデン洋菓子店を運営するなんて、きっとオシャレでイケイケに違いない」と想像している方がいらっしゃるとすれば幻想ですよ。

さて、ベスコフ展の図録の内容についてすこし紹介します。

エルサ・ベスコフのイラストデビュー時の作品

絵本作家を目指したエルサ・ベスコフが初めて手にしたイラストレーターとしての作品。ちなみに正確には「エルサ・ベスコフの作品ではない」のですけどね。この画像を大きくして図録に記載されている文章を読むことができれば、なんとなく言わんとしていることは推察できるでしょうか。

自分もこの展示会のために調べ物をするなかで初めて知ったことがたくさんありました。この作品の存在もそのうちの一つです。

ちなみに画像の右側に見切れている人物の名前はナタナエル・ベスコフさんです。

エルサ・ベスコフの作品一覧

スウェーデン語版Wikipediaの「Elsa Beskow」の項を参照しながら、リストを作成しました。紙資料としてこういうものが個人的に欲しかったので。

日本におけるエルサ・ベスコフ作品の位置づけを確認するために、初めて日本語訳が出版された年代も併記しました。日本語版の出版履歴に関しては、一番情報が正確そうな国会図書館のデータベースを参照しました。

エルサ・ベスコフ作品のオリジナルが20世紀前半に出版されたのに対して、日本語への翻訳がされたのが21世紀に入ってからのものが多いんですね。これは意外でした。

初めてエルサ・ベスコフ作品を翻訳した人物は誰だったのか、誰が最も日本語訳を手掛けているのか、何が未翻訳作品として残っているのか、いろいろと面白い考察ができました。

ほかのページにエルサ・ベスコフの生涯年表もまとめたので、様々な人生の転換期においてどのような作品がつくられたのかも比較しやすいです。

単純にエルサ・ベスコフのイラストを楽しむだけであれば必要のない情報ばかりかもしれませんが、彼女の描き上げるイラストの源泉に興味がある方にとっては興味深い冊子になったと思います。

※ スウェーデン語絵本の登録の復旧は…もうすぐ出来上がるかも