ビョルネン日報

ビョルネン日報@18年10月19日(金)はれ

18年10月19日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリー」展示内容

店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)

店外イベント

今日のリッラ・カッテン

2002年にアストリッド・リンドグレーンが亡くなったことのメモリアルとして発売された切手

重要:明日21日(土)は店休日です。

今日は『リンドグレーンの描く、世界の子供たち写真絵本展』に関連したお話会でした。先日の第1回目と、今日の第2回目、こんなにマニアックなテーマのお話会にご参加くださった皆様、ありがとうございました。

来月の『エルサ・ベスコフ展』に対するお話会は、当初1回だけの開催の予定でしたが、11月16日(金)と11月21日(水)の2回開催になりました。第1回目が満席になったから増やしたというわけではなく、「日程が合わなくて参加できないのですが、ほかの日程での開催はないですよね」というお声を戴いたことから別日を設けることにしたのです。

平日昼間の開催ですから、どうしても日程が合わないという方もいらっしゃいますよね。日程を調整してまで参加を希望してくださる方もいらっしゃったり、スウェーデン語絵本の普及を志す者の端くれとして冥利に尽きるというもの。

カッテンで展示会をするにあたって、「コレはスゴい」を超えた「コレはヤバい」という目玉となる資料を1つは用意したいなと思っているのですが、じつはベスコフのその目玉となる資料が関西国際空港の台風による閉鎖が影響してか、まだ手元に届いていないんですよね。いま、まさに「コレはスゴい」を超えた「コレはヤバい」という状態。

まあ、手元にある資料だけでもなんとかなるので悲観はしていないのですが、その目玉が届かなければ展示会の戦力としては2割減は免れない。はやく届いて安心させてほしいところ。

First Day Cover(通称:FDC)というコレクターズアイテム

冒頭の写真をほったらかして、マクラが思いのほか長引いてしまったのですが、今日のお話会に参加してくださった方々はいずれもリンドグレーンのファンということを認知していました。

なので、スウェーデンから仕入れたばかりのリンドグレーンがモチーフとなった切手をお見せしたところ、お話会が終わったころには「買っていいですか」という声が。お話会に参加してくださっただけでも充分なのに、筆舌に尽くしがたいほどのありがたさ。

この2002年3月5日に発行された記念切手のFDCをはじめ、合計3点を無事に次の持ち主へ引き継ぐことができました。

ちなみにFDCは、日本語では「初日カバー」と呼ばれるようです。

初日カバー
初日カバー(しょにちかばー 英語:First day of issueもしくはFirst day Cover)とは、郵便切手が貼られ、その切手の発行日当日の消印が押された封筒類のことである。記念切手などでは、記念の対象の関係者には記念品であり、また、数が限られることから切手収集家や記念品収集家のコレクション対象としての趣味性が強い郵趣品である。英語”First Day Cover”の頭文字のFDC(エフ・ディー・シー)という略称もよく使われる。封筒ではなく絵葉書に仕立てたものはマキシマムカード(MC)と言う。

1987年に発行されたリンドグレーン作品がモチーフのFirst Day Cover

こちらは1987年に発行された「Rabattfrimärkeラバットフリーメルケ(割引切手)」という種類の切手に対するFDC。割引切手はスウェーデンはもちろん、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、アイスランドといった北欧各国に手紙を送る際に使用できる(できた?)切手だそうです。

それにしても、何を記念した切手だったんだろうか。1907年に生まれたリンドグレーンの、生誕80年記念かな(調べたら、日本では”傘寿”というらしい)。

リンドグレーン作品好きであれば、作品のキャラクターを言い当てるだけでも楽しそう

先の「初日カバー」の説明にもあったように、特別な消印が押されています。

上段1番右のピンク色の切手のキャラ、下段左から2番目のキャラ、そこらへんが特にマニアックでしょうか。ちなみにこの10枚、10作品がモチーフの切手のなかに採用されているイラストレーターは4名ですね。興味があったら頑張って調べてみてください。

アストリッド・リンドグレーンの生誕100年を記念した切手

アストリッド・リンドグレーンの生誕100年記念ということは、2007年に発行された切手ということですね。ちなみにこの切手のドイツ版も同時に作られたようですが、ドイツでもアストリッド・リンドグレーンの人気が高かったのでしょうか。

きっと「リンドグレーンのこんな切手があったなんて知らなかった」という方もいらっしゃることでしょう(もちろん「知っていた」という方もいるハズ)。まだまだスウェーデンには日本に紹介される機会の少なかったモノやコトがたくさん眠っていると思うんです。その知られざる部分を掘り起こして紹介できるお店になれればいいなと。もちろん実益が伴わなければ続けていけないので、その部分を考慮しつつ。

先述したように、本日のお話会に参加してくださった方々によりここで紹介した切手はすでに売り切れです。(一応)放送作家の小山薫堂こやまくんどう氏の言葉で「お金は拍手の機能を兼ねている」という旨の発言が印象的でアタマに残っているのですが、今日買っていただいた切手の代金やお話会の参加費はまさに拍手と同価値なのです。

ありがたやパタヤ・ビーチ。このフレーズを店長に言ってもいいリアクションが返ってこないけれど、個人的には語呂がいいと感じているので、心のなかではよく唱えてます。

またこういったマニアックなスウェーデン文化を伴った商品を入荷できる機会があればまた紹介させていただきます。

※ スウェーデン語絵本の登録の復旧はしばらくお待ちください