ビョルネン日報

ビョルネン日報@18年10月12日(金)くもり

18年10月12日(金)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリー」展示内容

店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)

店外イベント

今日のリッラ・カッテン

今日は11月からの展示内容を告知するためのページをつくりました。

「エルサ・ベスコフ絵本展」の開催について
2018年11月06日(火)~12月15日(土)『エルサ・ベスコフ絵本展』
※ 11月16日(金)に開催するお話会のご案内もあります

現在開催中の『リンドグレーンの描く、世界の子供たち写真絵本展』は、自分でも準備しながら「第1回目にしてはテーマがマニアックすぎた」と思っていたのですが、初めての展示会の試運転的な側面もありましたから。

ついでに言うと、10月19日(金)11時より、リンドグレーン展についてのお話会が中止から一転、復活することになりました(展示の詳細はコチラ)。新たに参加表明をくださった方々、ありがとうございます。もし他にも参加をご希望の方がいらっしゃれば info@lillakatten.com まで、メールにて参加希望の旨をご連絡ください。

この展示をきっかけに久しぶりに店に足を運んでくださる方々もちらほらいらっしゃるので、今後どれくらいの労力を掛けて準備するかは要検討ながら今後もチューニングしながら展示を企画してみます。すでに12月の『トーヴェ・ヤンソン展』のことも「どうやったらリッラ・カッテンらしい切り口で紹介できるものか」と考えてはいます。日本で紹介される機会の少ないエピソードは山ほどありそうですけどね。

で、昨日気が付いて驚いたのですが、なんと日本語のwikipediaには「エルサ・ベスコフ」の項目がないんですね。今日、店長に「Wikipediaにエルサ・ベスコフの項目がないって知ってた?」と尋ねたら疑われて、夕飯を食べながらiPadで裏付けを取られました。自分たちにとってはそれだけ意外なことです。

リッラ・カッテンでつくったエルサ・ベスコフの絵ハガキを喜んで手に取ってくださる方が多いのですが、きっと作者であるエルサ・ベスコフ本人についてほとんど知られていないのでしょう。つまり、その人物像を知らずともイラストに魅了されるということは、エルサ・ベスコフの人物像や生涯についての情報がもっとあれば、更に興味を持ってくださる方が増えるんじゃないかなと思うのです。

『エルサ・ベスコフ絵本展』のお話会の告知や図録に使用するナシエさんのイラスト

今回のキービジュアルとなるイラストもまたナシエさんにお願いしました。何気なく「これでお願いしたいです」とお送りした写真をよく見ると、肩にレースが掛かっていて。そこまで忠実に再現してイラスト化してくださったことには本当に感謝です。

普段のナシエさんのお仕事で描かれているイラストとの差に驚きますよね。もしナシエさんの作風をご存知なければ、参考までに「ナシエ・イラストサイト【Nashie’s Room】」をどうぞ。

今回の展示では、手前味噌ながら、貴重すぎて手に取っていただく状態で展示することが難しい資料もたくさんあります。本当は出版された当時の書籍の質感などを触れて感じてほしいというのが本音なのですが。

でも、お話会では自分がその場にいるので、実際に展示物に触れていただこうと思います。今から100年以上前にスウェーデンで出版された印刷物、テンション上がるのは自分だけでしょうか。

調べてみると、その時代のスウェーデン国内の作家同士のいざこざなんかもあったようで。それはそれで面白いエピソードではあるものの、パネルでそれを説明しようとするととんでもない文章量になりそうだから、その辺はお話会で。

参考文献として読み解いている、エルサ・ベスコフの伝記「Soläggetソールエッゲット(おひさまのたまご)」

ホームページの復旧作業が急務だったので、実は昨日から情報収集をはじめました。大丈夫、間に合う間に合う。いつぞやの夏休みの自由研究を提出しなくても何とかこうして生きていけているんだから、人生なんとかなる。

とりあえずスウェーデン語版Wikipediaの「Elsa Beskow(エルサ・ベスコフ)」で基本情報を収集し、書かれている内容の裏付けや肉付けなどを出版物で行うという流れを取ることにしました。もちろんこんな分厚い伝記をすべて読むわけではありません。Wikipediaで気になったエピソードについて書かれている箇所を抜粋して読んでいます。

それにしても、エルサ・ベスコフのことを調べていく過程でもスウェーデン児童文学史の発展の様子が垣間見えてきて面白いですね。日本文学史でも夏目漱石、正岡子規、森鴎外*のような著名な作家たちが関係を持っていたように、スウェーデンの児童文学作家たちが繋がりを持っていたことが興味深いです(*「鴎外」は、環境依存文字を回避した表記です)。

今夜も時間が許す限り、資料を読み進めていきます。

※ スウェーデン語絵本の登録の復旧はしばらくお待ちください

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