ビョルネン日報@18年10月04日(木)くもり

18年10月04日(木)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリースペース」展示内容

現在お申込み受付している店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)

店外で開催予定のイベント

今日のリッラ・カッテン

自分がWEB制作の世界に身を投じた当初は「フォントが小さいほうがなんとなくオシャレ」という風潮があったけれども、最近のトレンドに乗っかってフォントを大きくしました。ミスではない。

で、スウェーデンで10月4日といえば「シナモンロールの日(Kanelbullens dag)」。1999年にスウェーデンの家庭でのベーキングを啓蒙する目的で「ホームベーキング協会(Hembakningsrådet)」が制定したもの。今日のスウェーデン国営放送のラジオでも現地時間的に夜明け前から「シナモンロール食べた?」とか「シナモンロール食べる?」なんてことを電話で繋いだリスナーにしきりに尋ねていました。

SNSではなんとなく「今日は”シナモンロールの日”だそうです」という情報が飛び交っている様子ですが、きちんと由来とか説明していることって少ないと思うんですよね。スウェーデン風シナモンロールを謳って提供している店として、一応ちゃんとその目的や由来も過去に調べたことがあったので、今一度そのときの文章を引っ張ってきて周知させていただきます。

「シナモンロールの日」について、過去記事からの一部転載

この「シナモンロールの日」という記念日制定の目的は、スウェーデンにおけるホームベーキングを象徴するシナモンロールの名を掲げることでスウェーデンの菓子パン文化への関心を高めるのが主目的であり、それを通じてイーストや小麦、砂糖にマーガリンの消費を促進する狙いなんかもあるようです。

そして、なぜこの10月4日が「シナモンロールの日」とされたのか。セムラだったり、ザリガニだったり、はたまたシュールストレミングだったり、そんな(すでに記念日が制定されているような)他の伝統的な料理とライバル関係にならない日を選んだらそうなった、ということらしいです。

こうやって毎年の時候の挨拶のように書くのもいいのだけれども、「前にも同じハナシしてましたよね」と思われるだけなのもイヤだ。だから最近の自分のなかでの流行りのシナモンロールの食べ方を。

もう写真でバレているはずだけれども、シナモンロールをレンジですこし温めてからハムをのせるだけ。まあ、マックグリドルみたいな、甘さと塩辛さのコントラストが楽しめるわけです。

あえてスウェーデン語名を付けるのであれば「kanelbulle med skinka」と言ったところ(medは英語でいうところの”with”、skinkaは”ハム”の意味)。いまのところGoogleで検索しても「kanelbule med skinka」でそれらしい画像も出てこないので、数か月後にこの「kanelbulle med skinka」で検索したら、きっとこのページが表示されるでしょうな。

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kanelbulle med skinka

さて。リッラ・カッテンのお知らせではないのですが、北欧つながり、しかもスウェーデン推し同士として告知のお手伝いをさせていただきます。

UPI OUTDOOR 鎌倉」さんを通じてお世話になっている寒川せつこさんが講師を務めるイベント、「北欧・スウェーデンの家庭料理を作ろう!」の開催のお知らせです。

つくるのは、ありがちな「北欧風なんちゃら」ではなく「ピッティパンナ(pyttipanna)」ということで素晴らしいチョイスだと思います。バリエーションはありますが、主にジャガイモとソーセージだったりを炒めあわせるシンプルなスウェーデンの家庭料理。自分も留学中に見よう見まねでよくつくって食べていました(スウェーデンはジャガイモが安いから)。

余談ですが、フィンランドでも同様の料理が親しまれています。語尾がフィンランド語っぽくなって「ピッティパン…ヌ(pyttipannu)」。ヌ?ニュ?わかんないけど。

現時点で残席が1回目の2席のみということで、もし興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら。

北欧・スウェーデンの家庭料理を作ろう!

※ 情報は18年10月04日現在にFacebookに掲載されている内容です

日時 10月14日(日)
1回目 11:00-13:00【残り2席】
2回目 14:30-16:30
定員各回5名様
場所 スウェーデンハウス 小平モデルハウス
(東京都小金井市花小金井3−40−1 西東京・小平住宅公園)
西武新宿線「花小金井」駅よりバス4分「新青梅街道」下車 徒歩8分
参加費用 4,200円(税込、サイト手数料200円込み)
※キッチハイクのサイト上には4,000円と表示されていますが、予約の際に200円が加算されます。
登録したスウェーデン語絵本情報:
Den flygande trumman av Lennart Hellsing(レンナルト・ヘルシング)

Allemansland地方にはNäppelundaという街があります。そこにはクラーケル・スペクターケルとクシーン・ヴィタミン、オプシス・カロプシスが住んでいます。アッチ・コッチ先生も、タテ・ヨコ氏もNäppelundaに住んでいます。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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