ビョルネン日報@18年09月15日(土)あめ

18年09月15日(土)あめ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「御魚ギャラリースペース」展示内容

現在お申込み受付している店内イベント

今後のガイダンス開催予定日(いずれも16時~17時)
  • 【09月】13日(木)/22日(土)/27日(木)
  • 【10月】11日(木)/25日(木)/27日(土)

店外で開催予定のイベント

今日のリッラ・カッテン

単なる偶然。そういう日もあるかもしれない。そういった安易なコトバで片づける方法しか見つからないのだけれども、今日はなぜか遠方のお客さん、特に大阪からのお客さんに恵まれた一日でした。

そのうちのお一方はスウェーデン出身の方。会話のなかでの今日のクリティカルヒット、なんでこんな単語がアタマに残っているんだろうと自分でも感心したスウェーデン語の単語は「nykterhetsrörelse(ニュクテルヘーツルーレルセ)」、日本語で「禁酒運動」の意味です。最近たまたま作業しながらエーミルのDVD観てたらエーミルが禁酒宣言をするシーンがあったので、「そんな単語もあったな」と海馬のタンス奥深くにしまってあったものが引っ張りだされてきたばかりだったのです。

ハナシを元に。もちろん何かの用事についでとしてカッテンにも寄ってくださったというのが事実。しかしそれでも、たとえば”東京のついで”ともなれば東京方面から1時間近くを使って神武寺まで来てくださっているわけで。「ちょっとついでに寄ってみました」で叶うものでなく、わざわざ足を運んでくださることに対して嬉しく思います。

こうやって「東京に来たついでに、〇〇から来ました」というお客さんの数が増えてくれるように、より濃い内容のお店になるべく今後もコンテンツ拡充を図っていこうと思います。

その一環で、また肥大化する傾向にあった日報の文章量も絞れるときは絞っていくようにしたいと思います。日報に文章を書くための時間を削って、その分をスウェーデン語の勉強をしたり、スウェーデン語を読んで得た知識をネット上で閲覧できるように文章化したり、ほかの作業に回していくためです。

登録したスウェーデン語絵本情報:
Inget knussel, sa Emil i Lönneberga av Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)

エーミルは牧師夫人にキスをすると、「ケチケチするもんじゃないよ」と言いました。楽しいことも楽しくないことも含めてたくさんの出来事が巻き起こったカットヒュルトでのクリスマスパーティーを経て、これはルンネベリアにおける立派な格言となりました。雪玉で口をふさがれて「アー、アー、アー」しか言えなくなってしまったことについて、エーミルのパパは決してそれをクリスマスの楽しい出来事だとは思わなかったことでしょう。でもそれを除けばたくさんの食事や飲み物、大人と子供が入り混じってツリーを囲んだダンス、そして女教師のアイディアによる罰金付きのすばらしいゲームなど、実に楽しいパーティでした。そのゲームは「街に行って奥さんもらうぞ」という名前のゲームでした。エーミルが牧師夫人にキスをしたのはそのゲームの最中。8回も!「愛情溢れる行為だな」とエーミルのパパは言いました。「おまえはいいヤツだ、エーミル。たまにはな」

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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