ビョルネン日報

ビョルネン日報@18年07月27日(金)はれ

18年07月27日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

2018年7月のガイダンス開催日
  • 08月02日(木)16時~17時
  • 08月04日(土)16時~17時
  • 08月23日(木)16時~17時
  • 08月25日(土)16時~17時

店内で開催予定のイベント

今日のリッラ・カッテン

表題は「今日のリッラ・カッテン」だけれども、昨日のハナシ。さらに言えば「リッラ・カッテン」に直接関係ある話題でもないので、完全に表題を無視していますけれども。

いつも日報で時間を潰してくださっている方であれば憶えているかもしれませんが、いつぞや宣言していた「オンネリ・アンネリ観に行く」を実行すべく、横浜は黄金町にあるミニシアター、ジャック&ベティという映画館へ行ってきました。

黄金町は、なんというか…結構スモーキーな印象を受ける地区でして。近くを流れる大岡川沿いには、汚い恰好で地面にそのまま寝そべっているおじさんがいたりね。ジャック&ベティの周辺を散策してみると、新しめのマンション群のなかに昭和の空気が入り混じっているような不思議な印象を持ちました。嫌いではない。横浜は本当に表情豊かな街。

そんなエリアの一角で「オンネリとアンネリのおうち」という可愛らしい映画が上映されているというギャップ。映画をそれほど多く観る人間ではありませんが、映画を観るとすればシネマコンプレックスのような小ギレイな映画館よりも、こういう小さな映画館で映画を観る方が楽しいと思います。偏見ですけど、シネマコンプレックスなんて中に入ってしまえばどこもおんなじでしょ?みたいな。

この映画館の運営に携わっているオーロラさんとのご縁もあってジャック&ベティにやってきましたが、正直言うとオンネリ・アンネリの映画よりもジャック&ベティで映画を観てみたいの方が自分にとっては主目的。

ちなみに上演開始時間を20分間違えて、冒頭の20分を見逃したのもいい思い出(自分が館内に足を踏み入れたときいには、もう2人が家を購入済でした)。

さて、じつは2本立て。自分にとって生涯初の1日2本の映画鑑賞。

オンネリ・アンネリが終わったその足で、すぐに隣の劇場へ移動。ジャック&ベティには2つのスクリーンがあり、オンネリ・アンネリが上映されたベティ館から、次の作品が上映されるジャック館へ移ります。

こちらもいつぞや観ると宣言していましたが、バスター・キートンのサイレント映画にあわせての即興ピアノ演奏ライブ。先日、演者の柳下美恵さんがお店にお越しくださったことがご縁で観に行くことにしていました。写真、右の方です。

写真左の方は、喜劇映画研究会のアラノさん。映画の終了時、自分が観劇した日は特別オマケつきでして、上映された後に作品についての解説をしてくださった方です。自分もマニアックな分野での収集活動をしている人間ですが、喜劇映画研究という活動があるんですね。

サイレント映画は初めてだったので、すべてが新鮮。柳下さんとお話させていただいた際に伺ったのは、その場の雰囲気に応じて演奏内容を変えてみたりすることがあるということ。本当にライブなわけです。ピアノを演奏している柳下さん自身の体はスクリーンの方を向いていて、観客と一緒に映画の進行具合を確認しつつ演奏のタイミングを図っていったり。入場時に1列目がまだ空いていたというのに、なんだか気が引けて2列目に座ったことを少し後悔。

で、この映画が製作された当時の民衆の娯楽にはテレビがなかったわけですし、映像作品としてのコメディのハシリだと思うんですよね。映像を通してどうやってヒトを笑わせることができるのか、その試行錯誤のタマゴを観たような感じです。

アラノさんのお話により、世界三大喜劇王としてチャップリン、キートン、ロイドの3人がいること。そして彼らの陰にロスコー・アーバックルというもう一人のサイレント映画の隆盛に貢献した人間がいたというエピソードは面白かったです。事情があって歴史の表舞台から名前を消したとか、そういう小ネタいいですね。

体験としてサイレント映画+ライブピアノを観劇できたことは、ものすごくよかったです。物凄くハマッたというわけではないですが(失礼)、知識としてもう少し深堀して調べてみたいと思える分野でした。

観劇につながるきっかけを作ってくださったオーロラさんと、柳下さんには感謝を。

余談。ジャック&ベティの場所を調べるために地図を見ていたら、「日出湧水」という文字を見つけまして。地図で見つけた観光地になりきれていないプチ観光地って、つい見に行きたくなってしまうんですよね。

ザっと思い出せる範囲では、代官山にある「猿楽塚古墳」、溝の口にある「久地円筒分水」、浦賀の「浦賀水道」、大森の「大森貝墟の碑」とかに行きました。地元のヒトでも素通りしてしまったり、わざわざ電車に乗って見に来るヒトがいないようなところだったり、そういうトコロには逆に行きたくなります。

「日出湧水」は日ノ出町駅と黄金町駅のちょうど中間らへんの大岡川のほとりにあるので、もしジャック&ベティに行くことがあれば寄り道してみてはどうでしょう。

登録したスウェーデン語絵本情報:
Vad Anna fick se av Inger & Lasse Sandberg(インゲル&ラッセ・サンドベリィ)

アンナちゃんはなんでも自分でやりたがる女の子。自分で作りたいし、自分で決めたいのです。アンナちゃんにはそれができます。ときどき親友ののっぽのおじさんの助けを借ります。そしてアンナちゃんもおじさんが帽子や、魔法の覗き穴をなくしてしまったりしたときには彼を助けます。

ビョルネン・ソベル

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