ビョルネン日報@18年07月04日(水)くもり

18年07月04日(水)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

2018年7月のガイダンス開催日
  • 07月14日(土)16時~17時
  • 07月19日(木)16時~17時
  • 07月28日(土)16時~17時

店内で開催予定のイベント

今日のリッラ・カッテン

よし、何も書くことがないから雑記だ雑記だ。「スウェーデンや洋菓子以外のことには興味ありません!」という涼宮ハルヒな方はおやすみなさい。

昨年あたりにこの場で何度か名前を挙げていた記憶がありますが、キリンジというアーティストをご存知でしょうか。堀込高樹と堀込泰行による兄弟デュオ。兄弟ですが、8時ちょうどの狩人ではありません。画像でいうと、左側が弟・泰行さん、右側が兄・高樹さんです。

市場に広く受け入れられたとは言えないかもしれませんが、個人的にはずっと聴いていても飽きない曲を多く作ったアーティストとしていまでも繰り返し聴いています。市場にウケなかった理由として自分が考えているのは、メロディーが複雑で口ずさむことができなかったからじゃないかと思っているんですけど。

現在は兄弟デュオとしての「キリンジ」は解散してしまい、兄は「KIRINJI」として形を変えて活動中。弟もソロで活動しています(以下でも「キリンジ」と「KIRINJI」の表記によって兄弟時代とグループ時代を区別します)。

解散の理由については、ご多分に漏れずいろいろと書かれていますけどね。自分の推測では”売れる音楽をつくることへの姿勢”の違いだったんじゃないかと思います。

兄は現在「KIRINJI」としての活動を『今、世の中にはこういう音楽が溢れていて、日本の音楽シーンはこんな感じ。そこに対して自分たちは、どういう音楽を投げかけるか?というところに気持ちが向いているんですよね。』と語っています。平たく言えば、「売れる音楽を作っていきたい」という気持ちということでしょう。

一方で弟は、解散コンサートの終盤で『僕は、マイナー競技でオリンピックを目指そうかと思ってます(笑)』と語っています。こちらも平たく言えば、「自分が好きな音楽を作っていきたい」ということでしょう。

まあ、願わくば解散は避けたいところですが(解散の予定もないですが)、リッラ・カッテンも似たような感じだと思うんですよね。スウェーデン洋菓子店というハコがあって、そこのなかで店長と自分が好き勝手に活動している様子が。さらにいえば、大衆ウケしない感じも(失礼)。

ちなみにキリンジのメインボーカルは弟でした。お客さんのフロントに立つ役割という意味では、ウチでは店長ですね。自分はキリンジ兄のように裏方に徹する方が合っています(KIRINJIにおいての役割はまたちょっと違うでしょうけど)。

深いオチがあるわけではありませんからベタな締め方だけど、キリンジの曲を聴いたことがないはぜひお試しを。「雨は毛布のように」、「グッデイ・グッバイ」、「君の胸に抱かれたい」、「drifter」などは昨年のスウェーデンで毎日聴いていました。

登録したスウェーデン語絵本情報:
Tant Grön, tant Brun och tant Gredelin av Elsa Beskow(エルサ・ベスコフ)

このちいさな街に3人のおばさんが住んでいます。みどりおばさん、ちゃいろおばさん、そしてむらさきおばさんです。3人がお気に入りの色を持っている一方で、それぞれに趣味もあります。みどりおばさん(イェネッテ)の趣味は庭いじり、ちゃいろおばさん(マリーエ・ルイス)の趣味はジンジャークッキーとバタースコッチづくり、そしてむらさきおばさん(アガーテ・ユリエ)の趣味は刺繍にジュースづくりとジャムづくりです。そして街には黒い犬のプリックも暮らしています。ある日、プリックが逃げ出してしまい、おばさんたちが探しに出かけていると、ペッテルとロッタという2人の子供に出会いました。子どもたちに親はなく、彼らのことをまったく気に掛けない洗濯クリスティーンばあさんのところに住んでいました。おばさんたちは代わりに子供たちの世話をすることを決意しました。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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