ビョルネン日報@18年05月18日(金)はれ

18年05月18日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

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2018年6月のガイダンス開催日
  • 06月07日(木)16時~17時
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  • 06月23日(土)16時~17時

今日のリッラ・カッテン

いつもあんまりチェックしていないのですが、リッラ・カッテンの検索順位なんかをたまたまチェックしてみたところ、日曜日だけ数字が跳ねてた。検索ページへの表示回数が通常の2.5倍くらいになっていたんです。

もう稲川淳二ですよ。おかしいなー、おかしいなー、なんかおかしいなー、って。で、原因は「セムラ」というキーワードのせいでした。

推測ですけど(たぶん当たっているハズ)、日曜日の朝に放送されているONE PIECEでセムラが出てきたと思うんです。具体的にどんな登場の仕方したのかはわかりませんが、「セムラ ワンピース」で画像検索すると漫画版のそれっぽいシーンがちらほら。アニメが原作のそのシーンに追いついたのでしょう。

店長からも「電話でセムラの問い合わせが2件来たけど、なんでだなんでだろう」って言ってましたし。自分も店頭で「セムラありませんか」なんて聞かれましたし。

普段スウェーデンの文化に興味がない方にとってはそんなものでしょうけれども、いまセムラを販売するということは、夏を目前にしたこの時期にクリスマスツリーを飾るようなものなので残念ながらセムラはありません。

と思いきや、今でもIKEAに行けば食べられます(2018年5月14日時点で)。ただし、IKEAのセムラは美味しk…おっと誰か来たようだ。

でもハッキリ言います。IKEAのセムラは魂がこもってないので、それを食べて「セムラはこんなものか」と思っていただきたくはないですね。べつにリッラ・カッテンで食べなくてもいいから、最低でもスウェーデンのセブンイレブンのセムラぐらいのクオリティのものを試してからセムラがどういうものなのか判断してもらいたいです。

クリスマス用のハムを春になっても定価で売り続けていたり、こうしてイースターまでの風物詩であるセムラを初夏になっても販売していたり、スウェーデンのIKEAでも同じようなことしているんですかね。それとも日本のIKEAだけなのかな。

というわけで、リッラ・カッテンではクリスマスが過ぎるまでセムラの販売はございません。

ちなみにスウェーデン語版ONE PIECEは、出版不況だったり、海賊がテーマなだけに海賊版(不謹慎)の影響だったりもあってか、2013年に66巻が発売されて以来、翻訳出版されていないようです。スウェーデン人は英語できるし、子供にとっては新本であれば1,000円以上するスウェーデン語翻訳版には手を出せないだろうし、需要がそれほど高くないのでしょうね。

最後に、せっかくなのでスウェーデン語版の「海賊王に俺はなる!」で締めたいと思います。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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