ビョルネン日報

ビョルネン日報@18年03月22日(木)はれ

18年03月22日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

時期が迫っていますが、3月24日(土)14時からの「スウェーデン語コミュニケーションカフェ(昼の部)」の詳細ページをアップしました。

今日のリッラ・カッテン

各種イベントでお店の紹介文が掲載されているのを目にしたこともあるかもしれません。アレって、お店の紹介文って、お店が自分で書いていることが多いです。大半の場合、イベント主催者側で用意してくれるわけではないんですよね。

もちろん写真はこちらで用意したものを掲載してもらうカタチになるので、主催者側に写真を送らなくてはならないのですけれど、そのために撮影した写真が上記のものです。店内にある陳列棚をそのまま撮影しただけですが、もうコレをそのまま送ろうと思います(つまり、そのうち「東京蚤の市」のHPでコレが掲載されます)。

こうやって日報というカタチで毎日文章を書いていますが、この歳になってこんなに作文をする人生になるとは思っていませんでした。

大学を選ぶときに「文学部なんて、何の役に立つんだ」なんて言われていたような気がしますが、いまは完全に文系然とした生き方をしてますよね。スウェーデン語だって「日本で役に立つのか?」なんて自分でも思ってましたけど、ねぇ。

結果論的な結論ですが、周囲の声なんて結局のところアテにならないものです。

今日もまかないシナモンロール

ちょっと前に日本時間深夜のスウェーデンのラジオから聞こえてきた「hejdå saker av Fumio Sasaki」という言葉。わかりやすくカタカナにすると、「ヘイドー・サーケル アヴ フミオ・ササキ」といった感じ。さらに日本語訳にすると「hejdå = さようなら」、「saker = モノ(複数形)」なので、「さようなら、モノたち(佐々木典士氏による)」という意味です。

日本人によって書かれた本が紹介されているのか、気になって調べました。ササキフミオさんという名前の響きから、きっと「陰翳礼讃(いんえいらいさん)」とか「武士道」とか、そういうちょっと昔の日本人が書いた本なのかなと想像しながら調べてみたのですが、意外と新しい出版物でした。

日本語タイトルは「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」というらしい。とても端的に表すと、ミニマリストとしての生活を記した一冊。横文字が苦手な方には、”断捨離”とでもいえばいいでしょうか。モノを持たない生活を紹介する内容で、断捨離を徹底的にやったら幸せになった、と。

先日、横浜のブックオフに行ったときに、「この本あるかな」なんて淡い期待を抱きつつ店内を巡っていると、わかりやすい場所に数冊ほどまとまって陳列されていました。

スウェーデンで翻訳出版されるような内容ってどんなもんかな、という興味で購入しておいたのですが、最近読み始めました。金沢八景から神武寺までの数分間、電車に乗っているあいだが主な読書時間なので、なかなか読み進めることはできないのですが、今日の電車のなかで「なるほど」と思った記述があったのです。

apple社の創始者の一人であるスティーブ・ジョブスは徹底したミニマリストであり、その思想は禅に影響を受けたものである。そんな主旨の一節がありました。なんか、外国人ってムダになにかというと「禅」という単語を引っ張り出すけれども、なるほど要はミニマリズムと捉えればわかりやすいのか。

かつての日本文化にはミニマリズムが溢れていたということにも本文の中で軽く触れていましたが、たしかに日本人の性格だって言葉の少ないコミュニケーションという意味ではミニマリズムを継承しているのかもしれません。日本文化とミニマリズムって、意外と相性がいいんでしょうね。

今日の読書でそんなことを感じたので、カッテンの店内も整理整頓してミニマルな状態に保てるようにしたいなと一層考えるようになりました。いままでは「これがあったら便利かも」と購入してみたものの、実際は運用が難しかったものがぼちぼちありますから。でも、いらないものは捨てる。モノを探す時間を1日10分くらい短縮できるだけで、かなり違うでしょうから。

個人的な体験としても、会社に勤めていた時には周辺の整理整頓を徹底していたことで、仕事の効率化を体感していました。いつも労働時間の長さを嘆いていた同僚たちの机の上は、やはり散らかっていたもの。モノを探したり、モノを寄り分けて取り出したり、アタマにとって実はかなりムダな処理なんだと思います。カッテンの店内も、かつての自分の職場のようにしていこう。そしてモノを探す時間を減らしていこう。

ちなみに。ここまで”ミニマル”とか”ミニマリスト”とか書いてきておいて、自分自身はあんまりこういった流行り言葉は好きではありません。なんか、ニートが「自分はニートです」とか肩書にすることで満足してしまうように、ミニマリストという肩書に酔ってしまう気がするので。

今回取り上げた本についても、「整理整頓は大事だよね」という認識はさせられたものの、最後まで飽きずに読み切れるかどうかは別問題(途中で飽きるかも)。

ビョルネン・ソベル

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