ビョルネン日報@17年12月24日(日)はれ

17年12月24日(日)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

来年初めに開催されるスウェーデン洋菓子教室のお知らせページができました。本編でも触れます。

今日のリッラ・カッテン

事後報告、クリスマス・イヴでしたね。夜になってからは雨が降っていますが、厳しい寒さながらも昼間は晴れた一日でした。キャロットケーキの画像を晒しておきながら、すこし一日を振り返ってみたいと思います。

本来、日曜日はリッラ・カッテンにとって定休日なので、世間には「今日はどうせアノ店やってない」と思われていやしないかどうかが心配でしたが、最終的には昨日と本日の2日間を妥当な成績で終えることができました。

普段もお店に足を運んでくださっている常連さんがクリスマスという特別な日に時間を割いて来てくれたり、ますますお客さんに恵まれているお店であることを再認識させられる。それと同時に、普段お店の営業日に都合が合わないという方が、この変則オープン日を目指してきてくださったり、収穫もある2日間でした。

で、ハナシをもどすと、来年1月開催のスウェーデン洋菓子教室「キャロットケーキを作ろう!」の募集ページをようやく用意できました。スウェーデン洋菓子教室としてこのテーマは2回目。しかし、意外と「キャロットケーキはまたやらないんですか」というありがたいお声をいただくことが多かったため、こうしてリピート開催をすることになりました。

そんなこんなで、すでに参加予約をしてくださっている方がいらっしゃるため、公開募集開始の現時点で両日とも空席は2席ずつとなっております。

新・ねこかんスウェーデン語ちゃれんじ

ねこかん制度を利用してスウェーデン語レッスンに参加してくださっているサリーさんから、2回目のレッスンに参加した際の所感を送っていただきました。

自分たちのヘンな意思が入らないように、「好きなように書いてください」とお伝えしているので、基本的に自分は編集せず、送っていただいた文章をそのまま原文どおり掲載させていただいています。

以下のリンクよりご覧くださいませ。

新・ねこかんスウェーデン語ちゃれんじ
第2回「God jul och Gott nytt år!」

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

昨年のこの時期に何を書いたか覚えています。たしか「クリスマスイヴにJ-WAVEで沢木耕太郎のラジオ番組を聴くのが、自分にとってもっともクリスマスを感じる瞬間だ」とか、そんなことを書いたんじゃなかったかと。見返していないけれども、きっとそう。

でも、radikoのタイムフリー機能の功罪を強く感じます。リアルタイムで聴くことが難しかった番組が、自分の都合のいい時間にカンタンに聴けるようになってしまったのですから。クリスマスの夜に聴く必要性がなくなってしまったことで、この番組に対する興味が一気に引いてしまった感じがします。

自分にとってコータローといえば、”走れコータロー”くらいしか知らないわけで、失礼ながら沢木耕太郎氏の番組だから聴きたかったというわけではなく、年に一度のクリスマスイヴに深夜1時から生放送されるという儚さが自分をラジオの前に誘ってくれていたのです。「いま聴き逃したら、もう聴けない」という儚さはもうないのです。

そういうわけで、今年はあんまり聴く気にならないんですよね。これを書いている今、ちょうど番組が放送されているハズですが、例の蟲師のDVDを観ています。

ちなみにこのこともいつだったか書いたことがありましたが、蟲師のファーストシーズンが初めてテレビ放送されたとき、土曜日深夜3時台から4時台に掛けて放送されていたんです。一部で放送時間が変更になった回があったのか、何度か蟲師のエンディングと夜明けが重なる時間帯があったんですね。蟲師の描く幻想的な世界観と(詳述しませんが)、その傍らで空が明るくなり始める光景がとても印象的で、いまでもぼんやりとそのことを憶えているんです。

空が明るくなりはじめる時間帯って、本当に一分一秒ごとに空の色が変わっていくんですよね。その色の移ろいにも儚さを感じていたと思います。

うまく言い表せていないかもしれないけれども、ヒトの心が動くには、やっぱり儚さって大事な要素のひとつだと思うんです。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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