ビョルネン日報@17年12月19日(火)はれ

17年12月19日(火)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

今日のリッラ・カッテン

ノルウェーを代表するチョコレート菓子である「Kvikk Lunsj(クヴィック・ルンシ)」ですが、いただくのは何回目だろう。2回目か3回目?この写真だけでどなたがお見えになったか、わかる方はわかるのでしょうね。

SNS上で日頃からお世話になっている、ノルウェー語の青木センセが来てくださいました。遠いところ、足を運んでいただきありがとうございます。ノルウェー夢ネットというサイトを通じてノルウェー情報を発信し、今年はノルウェー語レッスンも10周年を迎えたそうです。10年なんて、リッラ・カッテンの8倍長生きですから、大先輩です。

大先輩といえど、いつも目線を同じ位置に下ろしてお話してくださる姿勢が素晴らしいなって、お会いするたびに思います。よくよく考えると、北欧関係で出会う方々って、そういった地位とか年齢とか関係なく対等に接してくださる方が多くて、この業界の居心地の良さを再認識させられます。大学のときにスウェーデン語学習でお世話になった山下先生や、速水先生も、とても気さくに接してくださいましたしね。

青木センセのハナシは後半へ続く。

今日のまっしぐら

はい、後半です。

神武寺まで来てくださるだけでもうれしいことなのに、青木センセには和菓子の手土産までご用意いただいてしまいました。「日報見てたら持っていかないわけにはいかないなと思って」って。いやいやいや、そういうつもりじゃないですから。もちろん、青木センセもそれはわかってらっしゃるかと思いますが、そこは青木センセらしい発言だなって。

店長が和菓子を好きであることを知っていらしたのか、ドンピシャなお土産を頂戴しました。先述の「Kvikk Lunsj」を含めて、ありがたくいただきます。自分は雪ダルマのヤツを狙わせていただきます。

今日、センセとお話しした内容はここではとても書けないものばかりでしたが、あんな無責任な発言ばかりで、それが参考になるのであればいいのですが。いずれにせよ、はるばる神武寺まで足を運んでくださったことに感謝するとともに、センセにとっての小旅行も有意義なものになったと感じていただければ本望でございます。

またお待ちしておりますので、気分転換にでも。ノーザンさんや、ネンネンさんなどといった方々ともぜひ。

あらためて今日はありがとうございました!

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

いい機会なので、日報でいただきモノを紹介している理由について、改めて考えてみました。

いただいたモノをここで紹介しているのって、もちろん「おい、店に足を踏み入れるには、わかってるんだろうな」というジャイアニズムの発露の場ではありません。理由はまあイッパイアッテナ。ご覧いただいている皆さんが好きなように捉えていただければいいとは思うんですけどね。

数ある理由の中から、とくに大事な一つを挙げるとすれば、「お店の空気感を知っていただくため」という意味がありますでしょうか。

自分が知っている範囲では、お客さんからモノをいただくお店ってそうそうないと思うのです。リッラ・カッテンは本当にお客さんに恵まれているなと思うわけです。正直、”お店”と”お客さん”の距離感は、一般のお店のそれとは違うと思いますし、そうなるように心掛けています。ウッカリなケースや畏まったシーンを除いて、自分は”お客様”と表記したことはなく、常に”お客さん”と書いているのですが、それは距離感のためだったりします。

で、そんな理想の距離感が構築できていることの証拠が”お客さんからの戴きもの”というカタチになって表れているのだと思うのです。「お客さんとの距離が近いお店」ということは、こうして明文化せずとも雰囲気で感じてもらえるんじゃないかなって。その雰囲気を汲んでもらうことで、”肩ひじ張らずに利用できるお店”として認識してもらえればいいのかな、と。

ここしばらく、毎営業日になにかしら頂戴しているのですが、もちろんムリに何か用意してくださらなくてもいいんですよ。そして以前からお伝えしていますが、逆に「リッラ・カッテンにこれあげよう」という気持ちもムリに押さえつける必要はございません。「あげよう」と思っていただいたモノは、ありがたく頂戴いたしますので(大したお礼はできませんが)。

クレクレタコラ。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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