ビョルネン日報@17年09月21日(木)はれ

17年09月21日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

初心者向けスウェーデン語講座のお申込みについて、現在は9月30日(土)のみの募集となります。

今日のリッラ・カッテン

スウェーデンで買ってきたけれども、半分ほったらかし状態のままにあったレトロな壁掛けランプ。「これ、有名なデザイナーのランプだったと思うよ」とは、ヨーテボリ滞在時に泊めてもらっていたリカードの弁。このランプにようやく日本で命を吹き込もうと動き始めました。

無骨な薄い金属に覆われた電球ソケット。そこに電球を入れるには…さて、どこから開けるんだろう?と、怪しそうなネジをいろいろと外してみたり、長いこと格闘してました。結果的にネジを外さなくてもよかったんですけどね。

調べてみると「Hans-Agne Jakobsson(ハンス-アグネ・ヤコブソン)」というデザイナーによるランプだそうで、「Elidus(エリデュス)」というシリーズの1つっぽい。そして裏付けを取っていないけれども、60年代に発表されたのかな?

あんまり情報がなくてサッと調べてみた限りでは不確定情報ばかりなのですが、まあどうでもいいといえばどうでもいいんです。だって、別にデザイナーの名前で選んで買ってきたわけではないのですから。

このレトロなフォルムにレトロな色合い、それだけで十分。売り物にするつもりだったんですけど、うまく点灯させられたら気が変わってお店で使うかも。スウェーデンの電圧と日本の電圧が違うから一筋縄じゃいかないんだろうな。

あと、先日リカード&友人がお店を訪ねてきてくれたときに買ってきてくれた「水泳バッジ」。以前も違うカタチのバッジを紹介しましたかね。リカードからこのバッジの存在を教えてもらったとき、「これイイじゃん!」と思ったので自分もスウェーデンから買って帰ってきていたのですが、すでにお店に置いていた分は売り切れてしまっていたのでした。

このバッジは水泳レベルが上がった子どもに贈られるバッジなわけですが、コレをもらうための条件は以下の通り。ちょっと水でバチャバチャやればもらえるというわけではないんですね。

■ 青い水泳バッジをもらうための条件3箇条

  • アタマまで水に沈めることができる(5回)
  • 水中で息を止め、水中で息を吐く(5回)
  • 腕を延ばしたまま蹴伸びを5秒(5回)

* 試験の実施にさらに細かい条件が設定されていますが省略

今回は青いバッジだけでしたが、ランクによって緑色だったり、黄色だったりも存在するようです。まだ見たことないけど。

ちなみに水泳バッジ以外にもいろいろと種類がたくさんあるのでぃす。「森での活動に参加する」とか、そういったことでもらえるバッジなどもあるようですが、情報がまとまって掲載されているホームページを探しているところなので、またの機会に紹介するかもしれません。

この黄色い少年のバッジとかは、売らずに資料用として先生がキープしますのでお店には並びません。イマイチなにをしている風景なのかわからないから、何のためのバッジなのかの情報が見つかってないのだ。情報求ム。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

さて、先日の日報にておハガキを募集してみたところ、まさかの3通いただきました(昨日までに届いていた2通+今日届いた1通)。目標達成率300%ですね。

ということで、昨日の凡ミスを繰り返さないようにきちんと「Y.N.」もチェックしたことですし、今日こそいただいたおハガキを1通紹介させていただきます。

アイスホッケーが大好きな私にとって強豪国であるフィンランドは憧れの国。日本でも今季フィンランドの方が監督をつとめるチームがスタートしました。さて実はまだリッラカッテンさんにうかがえてません。近いうちに必ず!!

Y.N.「たろうかじゃ」さん(住所不明)

「たろうかじゃ」さん、ありがとうございます。本当はハガキの画像のみ掲載すればいいかと思っていたのですが、最近はスマホやタブレットによる閲覧が過半数を占めるようになってしまいましたので、テキストに書き起こしました。

Y.N.の「たろうかじゃ」という単語に聞き覚えがあったので調べてみると、狂言の役柄のひとつなんですね。Y.N.に狂言関連の単語を引っ張り出しておいて、さすがに「狂言興味ないです」ということはないでしょうけれども。自分は狂言や能などを見たことありませんが、自宅から徒歩で行ける範囲にある「称名寺」という大きな寺がありまして。そこで毎年5月だったと思うのですが、薪能(たきぎのう)をやっているのです。その界隈で最も著名と思われる野村萬斎さんもコンスタントに出演されているということで、マディッケンが大きくなったら一度観に行きたいと思ってますがいつになるかな。

ところでおハガキの内容、送る相手はウチで大丈夫でしたでしょうか。”フィンランド”のアイスホッケーチームがお好きということで、リッラ・カッテンは”スウェーデン”がテーマのお店なのですが。一応、念のための確認。よくお店に入ってきて、「フィンランドのお店だ」みたいな会話がちょくちょく耳に入ってくるので。もちろん「フィンランド派なら来ないでよね」というわけではないですよ。ノルウェー派の方もお店にいらしてくださっていますし。

自分はアイスホッケーの試合を生涯で1度だけヨーテボリで観戦したことがあります。ヨーテボリのホッケーチームはFrölunda(フルールンダ)というのですが、まあルールがわからない状態で連れられて行ったので、何が起こっているのかよくわかりませんでした。パックの飛んでいる方向へ首を振るので精いっぱい。

日本にもアイスホッケーのリーグがあったと思いますが、日光にチームがあったような気がする…くらいの知識しかありません。アイスホッケーから北欧諸国への興味を持ち始めたという方にはまだお会いしたことないので、「たろうかじゃ」さんはちょっと貴重な存在です。フィンランドのアイスホッケーが好きという共通の趣味を持ったご友人とかいるのでしょうか、それとも一人でひっそり楽しんでいるのでしょうかね。

「自分ももし機会があったらアイスホッケーを観てみたいと思います!」みたいなありきたりなセリフでシメたりはしませんよ。今のところあんまりアイスホッケーに興味持てなさそうなので(失礼)、もし「たろうがじゃ」さんのようにアイスホッケーが好きな方にお会いしたら「キミキミ、何処に注目したら面白いのか教え給へ」と尋ねてみたいと思います。

ハガキの末尾にある「近いうちに必ず!!」というシメの二重感嘆符の勢いを信じて、ご来店いただける時をお待ちしています。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

コメントを残す

2024 © スウェーデン菓子「リッラ・カッテン」