ビョルネン日報

ビョルネン日報@17年09月08日(金)くもり

17年09月08日(金)くもり。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

「プリンセスケーキを作ろう!ワークショップ」の残席は9月16日(土)の1席のみです。

今日のリッラ・カッテン

今日はアストリッド・リンドグレーンに興味をお持ちの方が集まる「北欧トークカフェ」の日でした。自分は銭湯の番頭のように「何かあったら呼んでね」的な立場でその場にご一緒させていただきました。1回目が何月だったか忘れてしまいましたが、アストリッド・リンドグレーンをテーマとしての開催は今日が2回目。

もちろんスウェーデン文化に少しだけ携わっている人間として、基本的な知識としてリンドグレーンの存在は知っていますが、彼女の作品に対する自分自身の興味はそれほど深くないため、前回に引き続き今回も基本的には聞き役に徹しました。だって、参加者さんの方が詳しいし、情熱あるし。

参加者さんのうちのお一人がちいさなスーツケースを持ってお店に入っていらしたときには「この後、どこかに寄って帰る用事でもあるのかな?」と思いましたが、スーツケースの中のほとんどはリンドグレーン関係の書籍・絵本、そしてDVDでした。ちょっと本気出したら店が開けるくらい、テーブルの上には各自持ち寄ったリンドグレーン作品だらけ。

1時間なんてあっという間でしたね。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。そして恐る恐る10月もリンドグレーンに興味をお持ちの方の集まりの場を設けてみようかと思います(最低2人集まればバンザイ)。リンドグレーン同好会として、リッラ・カッテン発信のイベントではなく、もう「この時間に集まれる方は集まりましょう」にしちゃってもいいかもしれませんし。

個人的には”スウェーデン語絵本翻訳同好会”をやりたいのですが、賛同してくださる方いないですかね。定期的に日本語未翻訳のスウェーデン語絵本を中心に、参加者がお互いに自分が呼んできた絵本の内容を軽く紹介したりすんの。

今日はちょっとしたいただきものなどしましたし、明日それらについてお見せできれば。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

本編最後のスウェーデン語絵本翻訳という部分に触れ、すこし過去のことを。

画像の絵本は、かつての自分のスウェーデン語の教科書です。具体的には大学のときにスウェーデン語を教えてくれたスウェーデン人の先生が、教材としてセレクトしてくれた絵本。このペットソンおじさんとネコのフィンダスを扱ったシリーズは、いまや現在のスウェーデン絵本界を代表する作品になってしまいました。

そして、この絵本が自分にとって初めてスウェーデン語の絵本できちんと精読した絵本だと記憶しています。初学者に対してレベルの高い文章ですが、それでも「スウェーデン語で一冊を読み通したい」という気持ちで、意味がわからないところを含みながらもなんとか読み終えたんじゃないでしょうか。当時はこの絵本の日本語訳本は出版されていませんでしたし、「この絵本を読みたければスウェーデン語で読み進めるしかない」という状況だったのも良い方向に作用したのかも(当時すでに英語翻訳版があったとしても、英語で読みたいとはまったく思わないわけで)。

そして「自分はこのレベルのスウェーデン語絵本を一冊読み通した」という体験が、いつのまにかまた次のスウェーデン語絵本に手を伸ばすモチベーションにつながって…ということを繰り返していました。自分の本棚に読み終えたスウェーデン語絵本が並んでいくのも楽しかったですし。いまとなっては、資料と称して購入したもののまだ読んでいないスウェーデン語の本が溜まりまくっていますけどね。

当時でも今でもそれほどスウェーデン語能力が高い方ではありませんが、大学を卒業してから10年以上経ってスウェーデンに行ったときに少し驚きました。その間にほとんどスウェーデン語に触れていなかったにもかかわらず、結構スウェーデン語の単語を憶えていたんですよね。まさに自転車の乗り方みたいに。

絵本のようにストーリー性のあるスウェーデン語の文章に触れていたのがよかったのかな、と。人間のアタマって、やっぱり興味のないことを勉強していても憶えないんでしょうね。スウェーデン語絵本のおかげで、こうしてスウェーデン語にかじりついて生活しているので、人生何がきっかけになるかわからんものです。

この世に”勉強せずにただ聞き流すだけでいい学習方法”でもあれば、苦労しないんですけどね。

ビョルネン・ソベル

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