ビョルネン日報@17年07月12日(水)はれ

17年07月12日(水)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

今日のリッラ・カッテン

知ってますか、この『艶干錦玉(つやぼしきんぎょく)』という和菓子を。俳句に用いようものなら字余り必死の文字数を誇る複雑な名前をしたものですが、和菓子のひとつです。客足遠のく夏対策として「涼し気なものを」ということで。

その左上に書かれた”本名”について言及しておくと、どうやら最近『琥珀糖(こはくとう)』という名前で売られていることも多いようなのですが、本来は「『艶干錦玉』なのだぞ」という店長のこだわりが発露したものです。

篤とご覧じよ。こんな感じの透明感ある涼し気なお菓子です。

店長に原材料とかを確認するのも面倒なので自分が食べた感想を述べさせていただくに留めますが、外側はシャリっとしていまして、内側はゼリー状です。和菓子としては風変わりな印象を受けます。

ダーラヘスト型を模した片を混ぜることで、スウェーデンらしさにどうにかしがみついていますが、さっそく明日から店頭に並べる予定らしいです。冷やした状態で食べるとヨシということで、冷蔵ショーケースのなかに入るのかな?抹茶との相性がいいらしいですが、コーヒーとでもいけるんじゃないかと店長談。

評判がよければまたつくるらしいですが、今回制作分だけで終了となる可能性もあるということなので、その場合は悪しからず。いつまでもあると思うな艶干錦玉(字余り)。

今日の駄文

明日、自分にとって久しぶりに開店時間から閉店時間まで店にいると思います。スウェーデン語レッスンのあいだ、店番しないといけないんですね。で、やるべきことはいろいろと溜まっているのですが、地味な作業として”パズル制作”があります。

たとえば『エーミル』、『ロッタちゃん』、『スプーンおばさん』などがモチーフとなったレトロなパズル(いずれも実写)を買ってきたのですが、店頭にならべる前にピースがちゃんと揃っているかどうかを確認しないといけません。ひいてはパズルを自分でつくってみる必要があるのです。

他にもトランプが全種類あるかどうか確認したり、地味な作業もあります。自分の仕事はマディッケンの遊びと一緒ですね。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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