ビョルネン日報@17年02月17日(金)はれ

17年02月17日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

春一番とまでは行かずとも、今日は風の強い一日でした。とは言うものの、今日は気がつけば家から一歩も出ていないのですけどね。

それでも窓から見える午後5時の空の明るさには強く春の訪れを感じることができました。これからもっと日が長くなって、青空の下で閉店時間を迎えることになるのですね。

さて、ここ数日は和菓子にまつわるハナシをする機会が多かったですが、今日もその和菓子を巡るお話をさせていただこうと思います。

そういえば3月のワークショップもスウェーデン洋菓子から少し離れて和菓子がテーマとなりますが、3月16日(木)と3月18日(土)の開催になる予定です。お申込み開始のタイミングについては、またFacebookとtwitterからお知らせさせていただこうと思います。

スウェーデン洋菓子店で和菓子を扱うことに関しては、正直あんまり興味ないという方もいらっしゃるでしょうけれども。でも「いままで北欧にしか興味がなかったから和菓子はよくわかんない」という方にとっては和菓子に触れるいい機会にもなるかな、と。自分が体験したことのない世界があれば、とりあえず一度触れてみてから『好き』か『嫌い』かを判断すればいいと思いますので。

お店でも「和菓子を提供してみてはいかがでしょうね」というハナシを店長にしてみました。期間限定になると思いますが、春の訪れの下でコーヒーと和菓子というのもいいんじゃないでしょうか。

安心してください、かく言う自分は洋菓子派を公言していますから。

で、ででで。昨日今日で常連さんから立て続けにプレゼントをいただいてしまいました。いい機会なので紹介させていただこうと思います。

先鋒として紹介するのは店長が吉祥寺でスウェーデン語レッスンを受け持っていたときからお世話になっている芸術家さんが自作されたという「翠眼(すいがん)のダーラヘスト」のブローチ。まるで電撃文庫のラノベ(若者向け小説のこと)のタイトルにできそうなモチーフです。

ざらざらとした陶器の質感が素晴らしい、プロの仕業ですね(実際プロですからね)。公私共にお世話になっています。

エントリーナンバー2番「手編みのウサギ」。鎌倉にお住まいで、いつも自転車で来てくださる常連さんのlykkeさんからいただきました。

頂戴したいたカードに記されていたブログを拝見させていただいて知ったのですが、『北欧テイストの編み物をする手芸愛好家』の肩書をお持ちだったんですね。みなさん手先が器用でいらっしゃる。

北欧関連マーケットなどにも出品されているということも、これまた初めて知りました。もう北欧分野では2人ほど経ると大体が知人/友人ですね。今度いらっしゃったときは色々と是非ハナシを伺わせていただきたいです(事情聴取)。

第3コース「黄色のチューリップ」。「でこぼこそだて逗子」の主宰者さんからいただいた、イースターを迎える今の時期にとてもタイムリーな花です。

私信となりますが、わざわざお返しをいただき本当にありがとうございました。

繁盛しているわけでもない店にも関わらず、こういった方々の支えをいただくことでお店を続けていく自信をもらえています。

もちろん「プレゼントくれ」と言っているわけではないですよ。今回は戴き物を通してこうしたカタチで常連さんの存在への感謝を示させていただきましたが、ここで紹介していない方々からの日頃の支援も含めて、「いつもありがたいですね」と店長と話しています。いつか何かしらのカタチで御礼ができればいいな、と。

やっぱり、次にスウェーデンに行ったらラクリス買ってくるべきですね。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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