ビョルネン日報@16年10月28日(金)あめ

16年10月28日(金)あめ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

寒い。しかも午後からしっかりとした雨になるというラジオからの声。

そしてご多分に漏れず、家を出てから3分ほど歩いたところでふと気がつく。

「傘、わすれた」

フード付きのパーカーも着ていたし、なんとかなるだろうとそのまま駅まで歩を進める。ええ、そういう性格なのです。

店に着くと、店長がちょうど店の扉のサインを「OPEN」に掛け替えているところでした。

秋の陽気になってから開けっ放しになっていた青い扉。それも今日は暑さのためにではなく、寒さのために閉めっぱなしにすることに。本格的な冬を迎えるまでにまた穏やかな気候に恵まれることもあるでしょうが、やっぱり秋は短いと感じます。

朝から「焼き立てシナモンロール」を求めてお店に入ってきてくださるお客さんもちらほら。ありがたいです。

そんなこんなで製造室内を整理整頓したり、店で細々とした作業をしているなかで、ふと目に入った北欧市のポスター。

「ん?」

北欧市ポスターのクマさんのアタマに乗っかってるの、よく見たらアメリカンなシナモンロールっぽいカタチですね。

ということで、Twitterでクマさんにメッセージを送りました。(ちゃんと投稿しましたよ)

「カルダモンが薫るスウェーデン風シナモンロールでよろしければ持って行きます。お口に合うとよろしいのですが。」スウェーデン洋菓子とスウェーデン語絵本の店、リッラ・カッテンより。

クマさん、Twitterやってるといいなー。メッセージに気づいてくれるといいなー。スウェーデン風の甘み控えめのシナモンロールを気に入ってくれるといいなー。

さて、今日も絵本をネットショップに登録する作業を進めました。

エルサ・ベスコフ(Elsa Beskow)というスウェーデンのクラシカルな絵本作家。1800年代終わりから活躍している人物で、現在でもスウェーデン国内のみならず日本にも一定のファンがいる作家です。

ネットショップに登録するためにまずは棚卸し的な作業をしているのですが、これはマズイ。思った以上にエルサ・ベスコフの本が少ない。

いままできちんと棚卸しをせずに在庫数を把握していなかったので、アタマの中で「あの本は在庫あったかな?」とか「あの本は買ってもらえた」とかカウントしていたのです。ところが最近は本が多くなってきたので、もう記憶が役に立たないのです。

スウェーデンを代表する絵本作家、エルサ・ベスコフ。これはもっといろんな絵本を揃えておきたいので、いつになるかわからないけれども次の機会にベスコフ作品を意識的に入荷したいな、と思います。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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