ビョルネン日報@17年09月14日(木)はれ

17年09月14日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

本日より初心者向けスウェーデン語講座の9月後期日程のお申込みを開始しました。今回は9月30日(土)のみの募集となります。

今日のリッラ・カッテン

昨日のネクストコナンズヒント、つまり予告のとおりに新しく店頭に並び始めたクッキーのことを。

「Drömmar(ドルンマル)」というクッキーで、日本語に直訳すると「夢」という意味になります。しかも複数形というオマケつきで、なんともメルヘンチックな名前を持ったクッキーなのですが、味は現実的。それほど特徴的なものではなく、スタンダードなものです。見た目もそこまでメルヘンではございません。

ただ、新しいクッキーを出そうという雰囲気がでてきた際に、自分はこのドルンマルをつくることをプッシュしました。

ストックホルムの、個人的には最高だったあのカフェで食べた焼き菓子のひとつにドルンマルが入っていたのです(一番左下のヤツ)。店長から「名前の割にフツーだよ」と言われていたのですが、何を隠そう自分は食べたことはなかったので、このときが自分にとってのドルンマルデビュー戦。

「たしかにフツーだな」と言われればそうに違いないのですが、なんかちょっとだけ変化球が利いている食感というか。スウェーデンのクッキーって、直球を投げているようで、ちょっとだけ変化しているものが多い気がするんですよね。そうか、スウェーデンのクッキーは打たせて捕る野球を目指していたのか(閃き)!

スウェーデン語のレシピだと、このクッキーに塩化アンモニウムを使うのだと店長が言っていました。でも日本だとなかなか手に入らないから、重曹で代用しているらしいです。料理とかよく知らない人間からすると、塩化アンモニウムとか重曹とか、食べちゃいけなさそうな響きだらけだなと思ってしまいます。

ちなみにこの「ドルンマル」という名前について、店長と自分で意見が分かれました。「Ö」の発音どうすんだ、と。自分は「ドルンマル1択だ」と主張し、店長は「ドレンマルだ」と主張。次点で「ドロンマルという可能性もなくはないよね」ということでしたが、「ドロンマルは忍者の名前にしか聴こえない」ということで最初に脱落。しかし、世の中的にはドロンマル派が多いんですよね。にんにん。

最終的に「ドルンマル」になったわけですが、別になんだっていいんですけどね。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

ピエール瀧さんの担当する木曜日午後のTBSラジオ「たまむすび」で、ハガキでのみお便りを募集しているコーナーがあります。まあ、最近あんまりその番組を聴いていないのですが、このメール全盛期の時代にハガキのみで受け付けるという試みは面白いし、さすがピエール氏らしい発想だなと思うのです。声優の林原めぐみさんも、自身が担当するラジオ番組宛のお便りをメールで受け付けていなかった時期があったとかなかったとか。

やっぱりメールとハガキだと書く内容も違ってきますし、やっぱり重みが違います。「ありがとうございました」をメールで伝えるのと、ハガキで伝えるのと、どちらが記憶に残りやすいかは言わずもがなです。

で、ここでダメ元でハガキを募集してみたら本当に来たりするのかな?なんて。ラジオにハガキを送るのは世代によっては当たり前だったのでしょうけれども、ホームページにハガキを送るって、自分が知っている限りではあんまりないのかな、と。

テーマは『北欧の好きなところ』で。たとえば「家具が好きです」とかでも。字体とハガキの余白の使い方から意図を察しますので、文字数短めで全然OKです。スウェーデン語で書いてくださっても面白いかもしれません。

〒 249-0003
神奈川県逗子市池子2-11-4 神武寺ハイム103
リッラ・カッテン「ヤギさん」係

もしも本当におハガキ来たら、ここで紹介させてください(ご希望の”ヤギさんネーム”を添えていただければ…)。読まずに食べてしまったらごめんなさい。そして、どなたからもおハガキ来なければ、なかったことにします。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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