ビョルネン日報@17年06月03日(土)はれ

17年06月03日(土)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

今日のリッラ・カッテン

6月初頭の今日、天気は快晴。気温は若干高めながらも湿度は低めという恵まれた天候のなかで池子の森ピクニックを行うことができました。

ピクニックの様子をすこしだけお伝えする前に全体的な所感を最初に述べてしまいますが、ご参加くださった方たちの明るい性格のおかげもあり、短い時間ながら想像以上に素晴らしいピクニックとなりました。

会場はカッテンのお店から徒歩で30分足らずでアクセスできる池子の森。その森のなか、人知れずひっそりと広がる樹々で囲まれたヒミツの小部屋でピクニックを行いました。カッテンがオープンする1ヶ月ほど前にこの場所を見て考えていた「ここでスウェーデンらしいピクニックができるんじゃないか」というアイディアが、ようやく実現したのです。

お店からケーキやコーヒーなどを運んでセッティング。想像していたよりも飲み物が足りなかったかなというのはご愛嬌。日光がギラギラと照りつける陽気でしたが、あえてその日光の下に陣取るのも今回のピクニックがスウェーデン風であることの演出のひとつです。スウェーデン人は本当に太陽の下に身を晒すのが大好きですから。

ケーキを楽しんだあとはスウェーデン語の歌をみんなでうたっていました。振り付けのある歌はみんなで振り付けしながら、スウェーデン語の歌詞のまま四苦八苦しながらみなさん楽しんでいました。

この様子の動画も撮りましたが、この様子は参加してくださった方々だけの思い出としてWEB上で誰でも見られるようにというカタチでの公開はしない予定です。参加者さんには店長から画像や動画などを閲覧・ダウンロードできるURLをお知らせしてもらおうと思いますので、少々お待ち下さい。

さかな釣りを模した、スウェーデンの遊び。店長お手製のさかなたちを釣り上げると、裏にスウェーデン関連クイズが書かれており、それに答えることができるとプチ景品をゲットできる大チャンス。

そして、森のなかでフルートを吹いたり。ステキな演出をありがとうございました。

たくさんの小鳥やリス、ウサギたちが周りを囲んでいました。ココロが清らかな方にしか見えませんのであしからず。ちなみに自分には見えていません、おかしいな。

そして参加者のおひとりが用意してくださった花冠(いつもご自宅から植物を持ってきてくださり、本当にありがとうございます)。スウェーデンの夏至祭において欠かせないアイテムのひとつですが、この花冠のおかげで一気にピクニックの彩りが豊かになりました。

この花冠をアタマに載せた写真がどれだけ撮られたことか、想像できることでしょう。

そんなこんなで、あっという間の90分でした。企画した自分たち自身で「どうなるかね?」なんて心配をしていましたが、結果的に自分たちにとっても素晴らしいピクニックになりました。改めて海の物とも山の物ともつかなかったこんなピクニックにご参加くださったみなさまには感謝でございます。

第2回があるのかないのか。来年をお楽しみに、ということで。

今日の駄文

なんだか部室みたいな店になってきました。スウェーデン文化研究部の部室。年齢制限も出席の強要、先輩後輩関係はありません。

自分たちはたまたまたスウェーデン文化研究部の財政管理と部室の鍵を預かっているだけという感じですが、まだまだ発展途上の身であるこの部の今を支えてくれている初期メンバーのみなさんの存在は今後も大事にしていきたいですね。

ところで、ちょっと変わった切り口での新聞記事のインタビューを週明けにお受けする予定です。取材数の多寡が店のクオリティを決めるわけではないと思うので、「どこどこに取材をしていただきました!」ということを大々的にお知らせすることはしないようにしようと思うのですが、何がきっかけであれ、お店に興味を持って取材していただくことはありがたいことです。

そしてインタビューしていただくと自分の日頃から考えていることを整理したり、客観的に自分を見直しするきっかけにもなるので貴重な機会だなとも思います。反面、うっかりあんまり変なこと言わないように気をつけないといけません。(今度の取材は店長が答えたほうがいいかな、とか考えているのですけれども)

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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