ビョルネン日報@17年04月27日(木)はれ

17年04月27日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

5月の営業日は変則的ですのでご注意ください
GW期間中、3日(水・祝)はお休み。4日(木・祝)と5日(金・祝)は営業致します!
13日(土)と16日(火)は本来営業日ですが、イベント出店によりおやすみさせていただきます。詳しくは以下の「営業日のお知らせ」か、店頭で配布している『かつぶし新聞』を御覧ください。

営業日のお知らせ@2017年04月&05月

ちょっとだけ日報の構成を変えてみます。いつも冒頭にあったマクラ部分を『今日の駄文』として後ろに持っていき、その代わり先に『今日のリッラ・カッテン』というパートを置いてみます。

まあ、『今日のリッラ・カッテン』パートに書くことがないという日もあるでしょうけれども、それはそれで。とりあえずそうしてみます。

今日のリッラ・カッテン

スウェーデンからいろいろな織物商品が届きました。

リッラ・カッテンに来てくださる方の中にはこういった織物に興味を持っていらっしゃる方が多いなと思いまして、ちょっとキモチ多めにスウェーデンから取り寄せてみました。

フレミッシュ織やらツヴィスト刺繍やらいろいろと。店長がゴールデンウィーク期間内に値札をつけて店頭に並べる予定らしいです。東京蚤の市にも持っていくので、もしご興味お持ちいただける方にはぜひゴールデンウィーク中に店頭に並んだ商品を見てくだされば、と。

そんな織物商品に関連して、スウェーデンで出版された手工芸に関するレトロな冊子。

この分野について自分は勉強不足なのでうまく説明できませんが、今日はパラパラとこの手工芸関連の冊子をめくってみました。手工芸がわからない身でも眺めていて面白いですね。

「素晴らしい工業製品が買える現代において、なぜわたしたちは手仕事をつづけているのでしょうか。」などといった前書きから始まっている50年代から60年代に出版された冊子を見て、もうその時代からずっとそんな自問自答を繰り返しているのだなと考えてしまいました。

値付けができ次第店頭に並べます。まだ値段が付けていない状態でよろしければ、来週あたりにとりあえず店には持っていくのでご覧になりたい方はお知らせください。

それから50年代60年代あたりの料理本。スウェーデン語絵本と同じくらいにハマりそうです。スウェーデンでも今でも変わらずに食べられている家庭料理があったり、スウェーデンの当時の食文化を知るにあたって何よりもリアリティを感じることができる媒体です。

こちらも値付けができ次第店頭に並べ…以下略。

これらのステキなレトロなスウェーデンアイテムが店内に並ぶことで、ちょっとにぎやかになりそうです。なんで古いものに惹かれるんでしょうね。

今日の駄文

きのう、おとといと、どうせ深みもないのにブログについて論じてしまい、そこでブログを長引かせるためにはうんぬんかんぬんなどと書いてしまいましたが、あらためて「ほぼ日」は偉大なんだと思いました。

普段はほとんど見に行ったことなどありませんでしたが、参考までにのぞいてみたのです。トップページに『糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの 今日のダーリン』というコーナーがあり、そこがこの「”ほぼ日”が”ほぼ日”」である所以になっていると思うのですが、このクオリティの随筆を毎日ひねり出すなんて、やっぱり埋蔵金発掘を目指した人間名コピーライターは違います。

注目すべきは次の文言を含んだ一文で締められているところ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。

スゴイです。この一文って、じつは書こうと思ってもなかなか書けないと思いました。”ほぼ日”に来てくれたヒトへの感謝の念を伝えるための表現としてもっともシンプルな表現なのではないでしょうか。

正確には「なかなか書けない」ではなくてもちろん誰でも書ける文章なのですけれど、どうしても他の言葉で飾りたくなってしまって原型のままではいられないんですよね。

自分が書くとしたら『本日も「ほぼ日」に来てくださり、ホントにありがとうございます。』のような感じになってしまう。”ホントに”などの副詞を加えてみたり、ちょっとヘンに味付けして提供したくなってしまいます。

「いま裏のハタケで採ってきたキュウリをそのまま丸かじりでお召し上がりください」と言いたいのに、キュウリの質に自信がないから塩をパラパラっとふりかけてしまうみたいな。もちろん、そのままのキュウリでだすためにはそもそもキュウリ自体がおいしくなくてはいけないわけですけれども。ん?おいしいキュウリが採れないから塩味が必要なのかな。わからなくなってきた。

念のため。念のためですけれどもお伝えしておくと、キュウリを例にだしてみましたが、別にカッパではありません。

そんなこんなで自分もできるだけシンプルな文章で綴れるように意識してみてもいいのかな、と。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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