2017.6.5

スウェーデン語絵本の100冊読書メモ@015冊目:Adjö, herr Muffin


多くのスウェーデン語絵本を扱うリッラ・カッテンが、自分たちで実際に読んだスウェーデン語絵本を紹介します。目標はとりあえず100冊です。お店では扱わない作品、または絶版の作品もあるために入手が難しい絵本も含みますがご容赦ください。

2002年発表

Adjö, herr Muffinさよなら、マフィンさん

作:Ulf Nilsson(ウルフ・ニルソン)
絵:Anna-Clara Tidholm(アンナクラーラ・ティードホルム)

日本語にも翻訳された、ペットのモルモットであるマフィンさんのことについて書いた絵本です。7歳になった彼に、飼い主である女の子が手紙を送るところから物語は始まります。

もちろんマフィンさんは文字が読めないので、手紙を齧って散り散りにしてしまったのですが、女の子から送られた手紙の内容はこんな感じでした。

「ねえマフィンさん、パパがとてもつらいことを言っていたの。モルモットって歳をとると…」って。あ、写真に誰かの手が入ってるし。

あー。手にチーズ持ってるし。

…と、そんな感じの絵本です。つまり、何を扱っている絵本であるかという説明をあらためて自分がする必要のない絵本です。ペットと人間の関係だけでなく、人間と人間のあいだにある関係にだって置き換えられるハナシです。

このテーマを主題に据えた絵本はいまでは探せば結構あると思います。自分が子供のころにこういった哲学的な絵本を読んだ記憶はないのですが、もし読んでいたとすればずっと記憶に残る1冊になっていたのかもしれません。

ちなみに自分はモルモットを飼ったことありません。ハムスターばかりでした。

ビョルネン・ソベル


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