2017.4.24

スウェーデン語絵本の100冊読書メモ@011冊目:Småbarns lekar


多くのスウェーデン語絵本を扱うリッラ・カッテンが、自分たちで実際に読んだスウェーデン語絵本を紹介します。目標はとりあえず100冊です。お店では扱わない作品、または絶版の作品もあるために入手が難しい絵本も含みますがご容赦ください。

1947年発表

Småbarns lekarこどもたちのあそび

著:Tora Amylong & Anna-Lisa Näsmark
絵:Ingrid Vang Nyman(イングリッド・ファン・ニーマン)

タイトルそのまま、スウェーデンのこどもたちのあそびを1冊にまとめた本です。

日本のこどもたちの遊び方とどれくらい違うものなのかに興味があったことももちろんですが、多くのアストリッド・リンドグレーン作品にも携わったイングリッド・ファン・ニーマンのイラストが目を惹いたことで購入に至りました。

本は遊びの名前、図解、テキストによる解説で構成されています。

撮影に使った本は1967年に印刷されたものですが、この本が発行されたのは1947年。スウェーデン語の文章もすこしだけ古い文体や単語で書かれている箇所があるため、この本に書かれているスウェーデン語を読むためにはちょっとだけ工夫が必要です。

自分のスウェーデン語力ではまだすべての内容を理解するのはちょっと難しいですが、短い説明が添えられている遊びについて読んでみました。

「Lägga ord(レッガ・オード)」という名前の遊びで、スウェーデン語を直訳すると「言葉置き」となります。イメージしやすいように日本語に置き換えて説明したいと思います。

大人から子どもたちに、たとえば『いのき』というお題を出します。そのお題に対して、子どもたちは『”イ”チョウ』だったり、『”の”らいぬ』だったり、『”き”んかい』だったりを拾ってくるのです。つまりはお題の言葉を構成する文字を頭文字に持つモノを集めてきます。子どもたちは順番に自分たちが拾ってきたものを見せ合うと。

なにそれ、おもしろそう。

「Kurragömma(キュッラユンマ)」はなんとなく知っています。

単純にかくれんぼだと思っていたのですが、どうやら缶蹴りみたいな遊びのようです。缶の代わりに樹を使い、缶を蹴る代わりに樹にタッチして叫ぶらしいです。

…と書いていながら、もっと近い遊びがあったような気がするなとアタマに引っかかっていたのですが、まさにいまその遊びの名前を思い出しました。ポコペンだ。平成世代にも伝わるんですかね、コレ。

大人になったいま、初めて気になりました。ポコペンってどういう意味なんだろう?

ビョルネン・ソベル


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