2017.4.3

スウェーデン語絵本の100冊読書メモ@008冊目:Ludde och telefonen


多くのスウェーデン語絵本を扱うリッラ・カッテンが、自分たちで実際に読んだスウェーデン語絵本を紹介します。目標はとりあえず100冊です。お店では扱わない作品、または絶版の作品もあるために入手が難しい絵本も含みますがご容赦ください。

1993年発表

Ludde och telefonenルッデとでんわ

作:Ulf Löfgren(ウルフ・ルーフグレン)

ルッデは電話機を持っています。この電話機にはときどき電話が掛かってきます。そしていま、電話が掛かってきました。

「もしもし、ルッデです。電話してきたのは誰ですか?」

「オレだよ。とがった耳に、とがった牙の、オレだよ。」

「ああ!じゃあ電話してきたのはリスさんだね。」

「いや、オレだよ。オオカミだよ。土曜日に行くってことをいいたかっただけなんだ。」

「うん、土曜日だね。」

そんな具合のやり取りがいろいろな動物と続いていきます。ストーリー自体はシンプルで典型的な子供向けですが、その繰り返される何気ない会話がジワジワきます。

登場するさまざまな動物がそれぞれが個性的な電話機を持っていたり、電話をしているルッデのだらだらした様子がおかしかったり。ページをめくる度にすこしずつ変化していく彼らの佇まいが、この絵本を読み終わった後もアタマから離れないのです。

この「ルッデ」シリーズ、スウェーデンでは多数のシリーズ作品が出ています。

ビョルネン・ソベル


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