ビョルネン日報@18年08月30日(木)はれ

18年08月30日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

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店外で開催予定のイベント

今日のリッラ・カッテン

日程が迫っていますが、9月1日(土)のザリガニパーティーにキャンセルがでました。このタイミングでなかなかいらっしゃらないかと思いますが、もしご参加を希望の方は是非(ダメ元で、8月31日夕方くらいまで受け付けます)。

明日と明後日はザリガニパーティーです。すでに昨日のうちにザリガニの仕込みが終えられていたので、それを使ってお手本に自分が知っている限り最速のザリガニの殻の向き方を紹介します。

IKEAでもザリガニの剥き方ガイドのような印刷物が配布されているかもしれませんけれども、練習すればきっとこれが一番シンプルな手順。

手順その1。まずは当然ですが、頭部と胴体を切り離します。胴体、ちっさいな。

できるだけ胴体に身が残るよう、ちょっと意識する必要がありますが、ここの出来がよければもう勝ったも同然です。おめでとうございます。

ちなみに頭部ですが、自分は店長に丸投げしているので扱いに詳しくありません。カニ味噌が好きな方であれば、頭部を啜れば(すすれば)いいんじゃないかと思います。

手順その2。胴体からシッポの部分だけを切り離します。

文章でニュアンスを伝えるのは難しいですが、できるだけ切り離されるシッポの方に身が持っていかれないように。テキトーでいいんですけれど、シッポの先端から第2関節あたりくらいで切り離せればいいのではないかと。

ここまでできると、ザリガニの身と殻の関係は、言うなれば”ちくわのキュウリ詰め”のような状態になっているわけです。

手順その3。ご想像のとおり、あとは殻からザリガニの身を引きずり出すだけ。

ザリガニは「カニ」と名乗っているクセにエビ反りしているので、それを真っすぐになるように指でアシストしながら引きずり出すと容易かと。

歓喜、これでやっと口に運べる状態になりました。

余裕があれば爪肉までどうぞ。ただし、こちらはどうしても効率のいい身の取り出し方はなさそうなので、自分はくるみ割り人形よろしく、奥歯で殻を軽くかみ砕いてから鋭利な先端を持った爪楊枝やらフォークなどでほじくり出しています。

小さいサイズのザリガニだと、ほとんど爪肉がはいっていないこともありますから、ちょっとした運試しも兼ねて楽しんでください。

ここで、ちまちまとスコップで一生懸命に穴を掘る方法を紹介したそばから、ショベルカーの存在を紹介するようなハナシ。スウェーデンのスーパーでは殻を剥いた状態のザリガニが塩水に漬けられて売っているんですけどね。700円から800円程度といったところでしょうか。

まあザリガニパーティーとは、もちろんそういうハナシではなく。いくら世の中が便利になったところで、スーパーやコンビニに情緒は売っていないわけで。

というわけで何よりも大事な情緒をより際立たせるべく、ザリガニの絵があしらわれた風船も膨らませないと。風船を膨らませるとか、何年振りか。

では明日明後日、お待ちしています。

登録したスウェーデン語絵本情報:
Mera om oss barn i Bullerbyn av Astrid Lindgren(アストリッド・リンドグレーン)

やかまし村の6人の子供たちは、ほぼ途切れることなく遊んで楽しい時間を過ごしています。北屋敷の湖でアイススケートをして…ラッセは湖に落ちちゃった!でも幸運なことにラッセは岸に上がることができました。リーサとアンナはイーストとショウガ、酢酸に縫い糸、そして上等な太いソーセージを買いに出かけます。買い物に出かけることは正に冒険です。もし何も忘れていなければね。とくに注目すべきはオッレに妹ができたことです。でも、この赤ちゃんのなんて醜いことかと、やかまし村の女の子たちは思いました。洗礼式のときまではね…

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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