ビョルネン日報@18年04月19日(木)はれ

18年04月19日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

リッラ・カッテンにおけるスウェーデン語講座のレッスン体系が新しくなります。はじめてスウェーデン語を学ばれる方には、まずスウェーデン語についての「ガイダンス」の時間に参加していただきます。リッラ・カッテンにおけるスウェーデン語講座の概要についてはスウェーデン語教室「Kattkulla(カットキュッラ)」のページをご覧ください。

今日のリッラ・カッテン

お詫びと御礼と

昨日から今日に掛けて、一部の環境で閲覧ができない状況になってしまった方から複数の表示不具合のご指摘をいただきました。せっかく見ようとしてくださった気持ちに水を差してしまいゴメンナサイ。

普通なら「ちっ」と舌打ちだけして閲覧を止めるだけのところを、わざわざ「見られませんよ」と教えてくださる方がいてくださることに感謝を。この日報を読むことを日常生活に取り込んでくださっている皆様、ありがとうございます。

全国のケーキ好きのみなさま、キンキンではないけれど、おまっとさんでした。しばらく地味な写真ばかりでお送りしてきましたが、久しぶりにケーキの画像をお届けします。

「レモンとエルダーフラワーのチーズケーキ」です。その名の通りですが、レモンピールとエルダーフラワーのシロップを生地に混ぜ込んだケーキ。

さて、エルダーフラワーってご存知?「エルダーフラワー」を日本語にすると「セイヨウニワトコ」だそうですが、さらによくわからないですね。

じつは自分もよくわかっていないので調べました。世の中には優しい方がいらっしゃるもので、画像もパブリックコモンのものをお借りしました。

で、このエルダーフラワーの花を砂糖水、レモンと一緒に煮だしたもので、マスカットのような爽やかな香りがするものです。エルダーフラワージュースなんてものがスウェーデンでもポピュラーです。

以下、エルダーフラワーことセイヨウニワトコのことをもう少し知るためのヒントとして、Wikipediaによる説明を引用しておきます。

セイヨウニワトコ(wikipedia参照
ヨーロッパ、西アジア、北アフリカに自生する低木または小高木樹である。9メートルほどになる。茎には太い随があり、葉は対生、奇数羽状複葉である。花は、20センチほどの円形になる散房花序で強い香りを持つ。6~7月にクリーム色の花を咲かせた後、秋に黒みがかった紫色の実がつく。

キンキンではないけれど、なーるほど・ザ・ワールド(秋の祭典スペシャル)。ヨーロッパで自生するものだから、スウェーデンでもポピュラーなのですね。ほかのヨーロッパ諸国での様子は把握していませんが、KIRIN社の『世界のKitchenから』という飲料シリーズではモロッコの家庭からヒントを得た飲料として販売されていたようですし。(参照:Elderflower Sparkling Waterができるまで | 世界のKitchenから

ちなみにエルダーフラワーはスウェーデン語で「fläder(フレーデル)」といいます。ぜんぜん英語とは違います。

レモンピールとエルダーフラワーのさわやかさの掛け算のケーキ。「さわやか3組」がわからない方は年齢がバレます、きっと四十路を歩まれていることでしょう。

いつものように一定期間を過ぎたらサヨナラしてしまう期間限定での提供ですので、もし機会があればお試しください。

そしてリネアさんから、今日も庭の草花を頂戴しました。いつもありがとうございます。

一部の植物はご自身で蒔いた種から育ったそうですが、そのハナシを聴きながら、自分のアタマには『権兵衛が種まきゃカラスがほじくる』のフレーズが。

そうやって他のことを考えちゃうから、小学校のときから先生のハナシとかアタマに入らない子供でした。

おしまい。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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