ビョルネン日報@17年07月26日(水)あめ

17年07月26日(水)あめ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

現在お申込み受付している店内イベント

  • 【予告】8月19日(土)「お絵かきロールケーキをつくろう!」WS
  • 【満席】7月27日(木)&29日(土):スウェーデン語講座 初級A/B

明日にでも次回のお菓子づくりワークショップのご案内ができると思います。スウェーデン洋菓子ではないのですが、当店で提供している神武寺ロールのようなお絵かきロールケーキをつくる回になりますので、ご興味ありましたら明日の日報をチェックしてくださいませ。

今日のリッラ・カッテン

おハガキいただきました。いいですね、メールじゃなくてハガキ。こうしてお客さんからハガキをいただくのは2回目ですが、いつでも強く印象に残ります。

むかし自分が『11ぴきのねこ』シリーズの絵本を読んでいて、それをいまになって今度はマディッケンにも買い与えたというハナシをさせていただいたのです。そのときの内容を憶えていてくださったのか、『11ぴきのねこ』のイラストの絵ハガキで送ってくださいました。

先日のエルサ・ベスコフをテーマに扱ったトークカフェの参加者さんの一人で、ご丁寧にそのときの感想などを綴ってくださったのでした。(ハガキ以外にも…ありがとうございました!)

これまたすばらしいのが、郵便番号がまだ5桁のときのハガキなんですよね。そういう古くて眠っていたものが何年も経ってこうして輝きを得られるのって、なんだかノスタルジックでいいです。

こちらとしては何の気なしに毎日開けている店でも、その空間で過ごす時間に価値を見出してくださり、こうしてリアクションをいただけることはとても嬉しいこと。決して有名なパティシエがいるわけでもなく、高級な調度品が置かれた空間であるわけでもないんですけどね。

今日もお客さんから”ひやむぎ”をいただいたり(ご覧になっていらっしゃらないかもしれませんが、ありがとうございます)、ときには「花が咲きました」と庭で採れた花を持ってきてくださったり、地元に帰省された際の名物をくださったり、相変わらず距離感の近いお店であることが誇りに思えます。

あ、もらえるものはしっかりいただきますが、来てくださるだけでも全然ありがたいんですよ。手ぶらで来ていただいて全然いいんです。もらえるものはしっかりいただきますけどね。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

先日、とあるテレビ番組で近所のお鮨屋さんの若大将が協力出演されていた回があったのですが、今日の夕飯時にようやく観られました。なんだかんだで知っている方や地元の風景がテレビに出ると不思議な感じがしますね。金沢八景周辺は地味な扱いながらちょこちょこテレビで取り上げられるので、そんなシーンを見つけるとつい注目して観てしまいます。

ところで、まだ何の話も来ていないけれども、たとえば壁に「取材お断りの店!」なんて外に貼っておいたらなんだかスゴそうですよね。「取材を断ることを煩わしいと思うくらいに沢山の取材依頼が来る店なのか!」みたいに勘違いしてくれるヒトが続出しそう。(注:空想ですよ)

でも仮にメディアのチカラでワッとお客さんが押し寄せてくれるような盛り上がり方をすることがあるのなら、それはいつか過ぎ去る可能性が高い一過性のブームになり兼ねないわけで。それよりも常連さんたちに支えられながら、少しずつ世に浸透していくのが一番健全でありがたいと思うんです。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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