ビョルネン日報@17年07月22日(土)はれ

17年07月22日(土)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

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今日のリッラ・カッテン

東急東横線の都立大学駅より徒歩1分と経たないところにあるギャラリー兼スタジオ。そこで週末の2日間を利用してSweet Sweet Swedenというスウェーデンの名を冠したイベントが開かれています。本日は初日にあたる土曜日でした。

会場は建物の3階。入口となる扉のすぐ脇にはスウェーデンの国旗カラーをイメージした黄色と淡い青色の花が添えられています。

入り口の正面に陣取る位置にある、リッラ・カッテンのブース。壁を隔てた隣には、北欧料理研究家として活動されている佐々木千恵美のブースが。当店は主にクッキーを中心に、佐々木さんのお店では横浜市泉区の薫々堂さんとのコラボでつくられたパンを中心にと、スウェーデン由来の食べ物を扱うブースが並びました。

そして、自分にとっての本日の大きなミッション。『スウェーデン語絵本を紹介するおはなし会』を担当させていただきました。

7名の方々と会場奥の一角に置いてあるテーブルを囲みます。店外でのこういった機会をいただくのは初めてのことなので、どういったテンションで臨めばいいのかちょっと悩む。

まずは参加してくださったくださった皆様に「ありがとうございます」を。そして同時に「スミマセン」なのですが、果たしてあんな感じでよかったのかな…という不安も少々。もっとわかりやすく理路整然とした内容にするべきだったのか。

まあここでツラツラと言い訳じみたことを書き綴っても不毛なのでヤメておこうと思いますが(ホントは一度書いたけれども消したというのが真実)、笑顔で今回の初陣を共にしてくださった皆様には本当に感謝なのです。

自分の長所・短所がすこしわかったつもりなので、もし今後に同じような機会をいただいたときのために、もっと精進したいと思います。

ちなみにこちらがおはなし会の参加者さんにお配りしたクッキー。7種類のクッキーを用意しておもてなしすることがエチケットというスウェーデンの慣わしに則って、店頭でも提供しているクッキー7種類を1つずつ。

今日のイベント終了後に出店者さんたちに予備で用意していたクッキーの消費を手伝っていただこうとテーブルに広げたところ、このイベントの主催者さんから「”インスタジェニック”ですね」というお言葉をいただきました。知らない間にいろいろな言葉が生まれているんですね。

負けじと8割の方がわからないであろう言葉を、ナルケマレバンガカピカッピ。

本日の駄文:今日もまかないシナモンロール

今日のスウェーデン語絵本のおはなし会に、ご近所ということでフクヤさんがいらしてくださいました。で、自分が紹介した『スプーンおばさん』の絵本を眺めながら一言。

「このヒト、きっとネコ飼ってますよね」と。

さすが愛猫家のフクヤさん、お目が高い。そうなのです、ビョーン・ベリの猫くネコの躍動感が素晴らしいのです。というかこのスプーンおばさん絵本のネコに限らず、同じくビョーン・ベリがイラストを手掛けた『エーミル』シリーズ(アストリッド・リンドグレーン作)を含めて、彼の猫くキャラクターの躍動感が素晴らしいのです。

スウェーデン語でビョーン・ベリの生い立ちに関する書籍があるようなので、取り寄せて読んでみたいんですけどね。彼が猫いてきた素晴らしいイラストの源泉を求めて。それがいま一番読みたいスウェーデン語の本です。

ちなみに3箇所、「描く(えがく)」という表記があるのですが、ネコにちなんで「猫く(ねこく)」にしておきました。そういう誰も得しないし損もしないイタズラばっかりですね。FacebookやTwitterのリンクから来てくださった方、ありがとうございます。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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