ビョルネン日報@17年05月23日(火)はれ

17年05月23日(火)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

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今日のリッラ・カッテン

夏の装い。夏至祭の様子をモチーフにしたタペストリーを店内に飾りました。気がつけばもう20℃を超える日がフツーになってしまいましたからね。描かれている人物たちの目が『さくらももこ風』なのがポイントなので、「まるちゃん」と呼んであげてください。

さりげなく宣伝しておくと、このタペストリーは世田谷のフクヤさんのネットショップで購入しました。実はフクヤさんのネットショップでは初めての買い物。

さて、時計の針を週末にもどしますが、日曜日には逗子の『黒門カルチャーくらぶ』という場所で開催された「海山時間」というイベントに出店させていただきました。

地元の方には『クロモン』と呼ばれて親しまれているようで、最初にこの場所での出店の打診をいただいた際には「クロモンでイベントがあって…」という感じで、アタマのなかには「クロモンってなんだ?ヘンナナマエダナ!」という印象が。

もうすぐ2年生に進級するとはいえ逗子1年生のリッラ・カッテンにとってはまだまだ逗子の知らない土地がたくさんあります。

今回でのどかな会場、8年目だそうです。子供たちのための人形劇などのレクリエーションを含めて、子供たちに対してフレンドリーなイベントでした。黒門という地元に密着した場所の一角をお借りしての出店、逗子ライフの一端を垣間見られたことは貴重な経験となりました。

ちなみに黒門とビーチは目と鼻の先。自分たちの住んでいる金沢八景が面する東京湾の海と表情がぜんぜん違っていて、ちゃんと波がある。ザ・うみ。

この写真は午前のものですが、午後になると5月中旬のこのビーチがヨットやサーファーで埋め尽くされていました。逗子文化の本気をまざまざと見せつけられた気分です。ヒトの波が苦手な自分がハイシーズンに真っ盛りにここを訪れることはないでしょうけれどもね。

リッラ・カッテンのある神武寺からはここまで歩いて40分ほど掛かりますが、つまり歩けなくはないです。ただ、歩くメリットはあまりありませんので歩きで行くことはオススメしませんけれども。

もしリッラ・カッテンにお越しいただいた後に逗子のビーチも行ってみたいということであれば、神武寺駅から1つ先の終点・新逗子駅から15分くらいのところなので足を伸ばすのもいいかも。

今日の駄文

今日、とある雑誌の取材をしていただきました。

特に北欧とは関係ない、少し硬めなテーマを扱った業界専門誌なのですが(詳細はいずれ?)、インタビューをしていただいたなかで「なぜ神武寺に店を開いたのか」であったり、「ネットショップはリッラ・カッテンにおいてどんな位置づけであるか」などの話が出てきました。

前身であるネットショップ時代の話に遡ってリッラ・カッテンに至る経緯を簡単に紹介してみたり、自分にとっても思考の再整理につながっていくような気がして、それもまた面白かったです。

帰りの道中、インタビューしていただいた質問内容を自分のなかで反芻してみたりしたのですが、総合的に自分自身の出した回答を客観視してみて「あー(苦笑)」となってしまいました。売上アップしたいとか、店を発展させていきたいとか、そういった姿勢がないんだな、と。

業界紙なので、きっと読者に対しては何かしら商売繁盛のヒントになる切り口でインタビューの内容をまとめなくちゃいけないと思うのですが、そういったハナシがほとんどなかったような気がします。正直、まずは自分たちが楽しめるかどうかが一番優先であって、いまは店がつぶれないくらいの売上があれば十分くらいかな、なんて。「気がつけばオープンから10年経ってました」くらいがちょうどいいですかね。(もうちょっと頑張らなくちゃいけない)

あの会話のなかでどのような切り口でまとめてくださるのか。原稿、楽しみにしています。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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