ビョルネン日報@17年04月14日(金)はれ

17年04月14日(金)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

今日は午後4時くらいを目指して店に向かいました。もう週間予報を見るかぎりでは20℃を超える気温の日が続くのですね。すこしでも背伸びをすれば夏日ですよ。日が沈んだ後の気温差を考慮しなければ、もうコートなしでも昼間は大丈夫ですね。

北欧トークカフェの第1回として5月4日(木・祝)に開催する「リンドグレーン」については想像以上の反響をいただき、その後もちらほらと「気がついたら満席で…」というお言葉をいただくこともありました。

店内のイベントスペースの都合により5名でいっぱいになってしまうので、参加枠を増やすことは難しいのですが調子に乗って第2回の開催を早くも考えています。第2回は6月の初旬でしょうか。

第1回の様子を見てどのようにトークカフェを進行していくか調整することになると思いますが、個人的にはもうすでにこの日が来ることを楽しみにしています。どうやったら参加者さん同士のおもしろいハナシが展開するかなー、なんて。

とりあえず「リンドグレーン作品のなかでどの作品が一番好きですか?」などの基本的な質問をしてみたり、リンドグレーンの児童文学作家から派生した仕事などの紹介をしてみたり。リッラ・カッテンならではのトークの素材をいくつか用意する予定です。

そのほかにも今後は土曜日の午前の時間を利用してこんなことも考えています。

1950年代/1960年代/1970年代の各年代におけるスウェーデン絵本の紹介イベント。画像に写っているレトロ絵本を紹介する書籍の内容をベースに、自分たちが保持している絵本も交えて紹介できれば…と考えているのですが、ただ絵本を紹介していくだけでは聴いていてもつまらないと思うので、どういう切り口にしたら楽しんでもらえるのかを検討中。

1950年代というと日本では戦後間もなくの時代。そのころにスウェーデンではこれほど鮮やかな絵本がつくられていたのかと考えると感慨深いものなのですが、そんな感じで年代ごとのスウェーデン絵本を紹介するだけでも楽しんでもらえるものでしょうか。

もし数名から興味アリ!という反応をいただければやってみたいと思います。3人集まっていただければ御の字。

あとはいつか彼の存在も紹介したい。John Bauer(ヨン・バウエル)という若くして亡くなった画家で、ファンタジーな世界観が好きな方であれば絶対に気に入るハズの作品が多いです。

ちなみに亡くなったのは1918年、つまりは大正7年ですよ。その頃にこんな幻想的な作品が描かれていたのかと考えるとスゴイの一言。スウェーデンでも超メジャーな扱いをされているわけではないのですが、彼の作品を多く擁している美術館のある、彼の生まれ故郷Jönköping(ヨンシューピング)という街にも足を運んだことがあります。

自分が知っている限りでしかないですが、日本で注目されていないスウェーデンの魅力はまだまだ全然あります。リッラ・カッテンのお店の内装なども落ち着いてきましたし、今後はイベントのようなものを増やしていき、スウェーデンの文化を発信する機会を増やしていきたいと思います。

ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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