ビョルネン日報@17年01月12日(木)はれ

17年01月12日(木)はれ。今日一日、お店であったあんなことやこんなことだったり、思ったことなどを綴ります。

少し昨年のお話をしましょう。

昨年2016年12月28日は大掃除の日でした。リッラ・カッテンの営業は12月27日まででしたので、当日はお客さんが店に来るということもなく、自分にとってどこか気の緩みのようなものがあったのでしょうね。

いつものように朝、金沢八景から神武寺駅前の店に向かうべく電車に乗り込みました。いつもよりもスーツ姿の乗客が多く、普段は乗車率1割ほどの座席もこの日は車内4割ほどの席が埋まっている状態でした。

さすが年末、いつもと雰囲気が違う。今日は逗子で企業関係の催しでもやるんだろうか。そんなことを思いつつ、車窓を流れる風景に違和感を覚えてふと顔を上げてみて飛び込んできた文字。

「つぎは『よこすかちゅうおう』です。」

(´・ω・`)

つまり逗子線ではなく本線に乗ってしまったので、自分の意図する方面とは違うベクトルに向かう電車に揺られて運ばれていく時間をじっと耐えるしかないのです。

人間という生き物は1度間違えれば学習するもの。賢い人間であれば今回間違えたことで今後間違えることはないだろうと思った年末の一日でした。

さて、なぜ本日このタイミングでこの話を持ち出したか。賢い皆さんは話のオチにもうお気づきでしょう。今日、自分は賢くない人間であることがわかりましたのでね。

ということで、昨日は店に行かなかったためにまったく洋菓子もスウェーデン文化も登場しませんでしたので、今日はちゃんと有益なことを書きます。

まずはリッラ・カッテンのフュージョン・チーズケーキ・シリーズ(Fusion Cheesecake Seriese、略してFCS)の新作創作チーズケーキについて。「バナナとクルミのチーズケーキ」をつくりました。

今回のチーズケーキについて店長に独自取材を申込んだところ、前回の「和栗のチーズケーキ」がミルキー方面の味だったので、今回はサッパリ風味のチーズケーキに仕上げたということです。

ちなみに。FCSはリッラ・カッテンの創作とはいえ、ちょっとだけ”スウェーデンらしさ”が活かされています。底部のクッキー生地部分、ここはジンジャークッキーになっているのです。店でクッキーとして売っているジンジャークッキーと同じ生地。ジンジャークッキーが文化として根付いているスウェーデンと決して無縁ではないんですね。

日中、Twitterにこのケーキの写真をアップして数分後には「Twitter見ました、これください。」と、常連さんが。自分はちょうど席を外していましたが、いつもありがとうございます。(色々なタイミングが重なった結果とは言え、世の中の情報伝達速度は早くなったものです)

そして午後には「スウェーデン語 初級B」のレッスンが。皆様、(地元の方もいらっしゃいますが)遠い所から時間を作っていただき店長と遊んでくださってありがとうございます。

「初級B」というのは、ちょっとスウェーデン語を勉強したことがある方が対象のレッスンです。終始和やかな雰囲気で進行しました。

参加者のみなさんはスウェーデンに行くことを目標にスウェーデン語の勉強をしていらっしゃる方ばかりでしたので、自分もそれに負けないように頑張ります。

そんなレッスンの傍ら、自分は”おせっかいカード”を封筒に入れる作業をしていました。

近いうちに配布終了となりそうなカードが一気に4種類ほど出てくる予定。その欠番分を補うためのカードを作るとしたら、やっぱり動物系がいいですね。

何のイラストをカードにするか、独断と偏見と気分で秘密裏に決めたいと思います。1つくらいはシュールなものが入っていてもいいかな、なんて。

mvh ビョルネン・ソベル

リッラ・カッテンの絵本、雑貨、あと雑用を担当。本を読むことよりも、大量に並んだ背表紙や古い本の雰囲気が好き。つまり、あんまり本は読みません。葛飾出身の日本人。インスタグラムは「@lillakattenpaper

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